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小学校受験

【小学校受験対策】田園調布雙葉小学校に合格する子の特徴|家庭での教育と面接対策を解説

編集デスク お受験攻略ライターの西野マイです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、田園調布雙葉小学校に合格する子の特徴や、家庭での面接対策が気になっていると思います。 カトリックの名門女子校である同校の受験は、多くのご家庭が対策の難しさに悩むポイントです。

この記事を読み終える頃には、ご家庭での具体的な教育方針と面接対策の疑問が解決しているはずです。

 

この記事の要約
  1. 揺るぎない基礎学力と知的好奇心
  2. カトリック精神に基づく心の成熟
  3. 独自の二回面接に向けた事前準備
  4. 日常生活から培う美しい所作

 

それでは解説していきます。

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田園調布雙葉小学校に合格する子の特徴

揺るぎない基礎学力と知的好奇心の高さ

知識の詰め込みではない本質的な応用力

田園調布雙葉小学校に合格するお子様の特徴として、まずは揺るぎない基礎学力が挙げられます。 当然のことながら、難関校を突破するための高い基礎学力は必須条件です。

同校は入学後の6年間だけでなく、中学、高校と続く完全一貫教育の質を維持するため、高い学力を求めています。 そのため、合格するお子様には、知識の単なる詰め込みではない応用力が求められます。

出題される問題は、与えられた知識を応用し、論理的に考える力を問うものが多く含まれる傾向にあります。 表面的な暗記だけでは対応できない、深い思考力が試されるのです。

日々の生活から生まれる「なぜ?」の視点

合格するお子様は、知識そのものよりも未知のものへの探求心を大切にしています。 日常の中で「なぜ?」と疑問を持つ姿勢を常に持っています。

この知的好奇心こそが、入学後の学習にスムーズに繋がる最大の素質となります。 言われたことをこなすだけでなく、自ら進んで学びに向かう力が評価されます。

ご家庭での生活の中で、どれだけ豊かな興味の種を蒔かれているかが重要です。 机に向かう時間だけでなく、生活の全てが学びの場となっているお子様が合格を勝ち取ります。

与えられた課題に対する探求心

考査の場では、初めて見る課題にも諦めずに取り組む姿勢が見られます。 すぐに答えが出ない問題に対しても、じっくりと向き合う忍耐力が必要です。

田園調布雙葉小学校では、この探求心を非常に高く評価します。 分からないことを知ろうとする前向きなエネルギーが、面接や行動観察でも輝きを放ちます。

知的な好奇心は、一夜漬けの訓練で身につくものではありません。 日々の積み重ねが、考査本番での揺るぎない自信となって表れるのです。

カトリック精神に基づく心の成熟と品位

目に見えないものを大切にする心のあり方

田園調布雙葉小学校に合格するお子様のもう一つの大きな特徴は、心の成熟と品位です。 同校の教育の根底にあるのは、カトリックの精神です。

学力以上に、目に見えないものを大切にする心のあり方が重視されます。 合格の鍵を握るのは、受験本番の対策だけでは身につかない内面の成熟度です。

神様に見守られているという感覚が、お子様の穏やかな表情や素直な心を作ります。 これが、他校にはない独自の品位として評価されるポイントになります。

マーガレット活動に代表される奉仕の精神

同校では、マーガレット活動に象徴される奉仕の精神が大切にされています。 見返りを求めず、誰かのために行動できる心が求められます。

行動観察の場でも、このような奉仕の精神が自然と現れるかがチェックされます。 自分だけが目立てば良いという考え方では、合格をいただくことはできません。

日々の生活で培われた、他者へ尽くす喜びを知っているお子様が強いです。 ご家庭内で、このような豊かな情操が既に育まれていることが重要になります。

形式的ではない内面から滲み出る美しさ

面接や行動観察では、1つ1つの動作の丁寧さや落ち着きが見られます。 これは、マニュアル通りの形式的な作法ではありません。

大人の話に集中して耳を傾け、真摯に向き合う姿勢が求められます。 まさに品格と呼ぶのにふさわしい、内面から滲み出る美しさです。

付け焼き刃の礼儀作法は、経験豊富な先生方の前ではすぐに見破られてしまいます。 心の底からの思いやりが、美しい立ち振る舞いとなって現れるのです。

他者を思いやる優しさと集団での協調性

困っているお友達に自然と手を差し伸べる姿

行動観察で特に重要視されるのが、他者への思いやりです。 困っているお友達がいた時に、自然と手を差し伸べられるかが評価されます。

競争して勝つことよりも、一緒に協力して課題を乗り越える姿勢が大切です。 ライバルを蹴落とすような行動は、カトリック校では厳しく見られます。

自分に余裕がある時だけでなく、思い通りにいかない時こそ本性が現れます。 どのような状況でも優しさを忘れないお子様が、田園調布雙葉小学校にふさわしいと判断されます。

グループワークで見られる調和を保つ力

集団の中で和を保ち、調和を乱さない協調性も欠かせません。 自己主張ばかりするのではなく、周りの意見を聞き入れる柔軟性が必要です。

グループワークでは、リーダーシップ以上にフォロワーシップも観察されています。 お友達の意見を尊重し、場を円滑にまとめる力が求められるのです。

自分の意見が通らなくても、不貞腐れずに次の行動に移せるかが鍵となります。 気持ちの切り替えの早さも、心の成熟度を示す重要な指標です。

自分の意見を押し付けない柔軟性

他者を思いやる心は、意見の対立が起きた時にも試されます。 自分の意見を押し付けるのではなく、相手の立場に立って考える力が求められます。

「あなたの意見も素敵だね」と認め合える関係性を築けるお子様は高く評価されます。 これらは、ご家庭内で両親がお互いを尊重し合う姿を見て育まれるものです。

集団生活において、周囲を温かい雰囲気で包み込める存在であることが理想です。 そのようなお子様が、入学後も学年の中心となって活躍していくのです。

親御様の価値観と学校方針の強い共感

学校行事への積極的な参加と協力姿勢

小学校受験において、親御様の教育観はお子様自身の資質と同じくらい重要視されます。 田園調布雙葉小学校が求めるのは、教育方針に対する深い理解と一貫した姿勢です。

カトリックの教えや伝統的な校風を理解していることが絶対条件となります。 我が家の子育ての方針と一致していると、自信を持って言えるかどうかが問われます。

また、伝統的な運動会や行事にも積極的に参加し、学校生活を共に作り上げる熱意が必要です。 学校に任せきりにするのではなく、ご家庭も共に歩む姿勢が評価されます。

ご家庭内での一貫した子育て方針

ご家庭内での生活態度やしつけ、学習習慣にブレがないことも重要です。 両親の間で教育方針が異なっていると、面接の言葉の端々に矛盾が生じます。

それが面接などで明確に伝えられることで、学校側からの信頼を得ることができます。 合格は、学校とお子様、そしてご家庭の三者が理想的な形で調和した結果です。

面接官は、ご家庭の温かさや、日々の丁寧な暮らしぶりを注意深く観察しています。 見栄を張るのではなく、等身大で誠実なご家庭の姿を伝えることが何より大切です。

伝統的な校風に対する深い理解

田園調布雙葉小学校の歴史や伝統に対して、心からの敬意を持っているかが問われます。 単に偏差値が高いから、有名だからといった理由での志望はすぐに見抜かれます。

カトリックの価値観を共有し、娘をその環境で育てたいという強い覚悟が必要です。 そのためには、何度も学校に足を運び、肌で感じた魅力を自分自身の言葉で語れるようにしてください。

親御様自身が、同校のファンであり、一番の理解者であることが求められているのです。

自分の考えを素直に表現できる発信力

大人の話を集中して聞く姿勢

発信力と聞くと、とにかくたくさん話すことだと誤解されがちです。 しかし、田園調布雙葉小学校が求める発信力は、まず「聞く力」から始まります。

大人の話を最後まで集中して聞き、質問の意図を正確に汲み取る力が求められます。 的外れな回答を元気よくするよりも、少し考えてから的確に答える方が評価は高くなります。

聞く姿勢の美しさは、ご家庭での親子の対話の質をそのまま反映しています。 日頃から、お子様の話を最後まで遮らずに聞くご両親の姿勢が不可欠です。

自分の言葉で丁寧に伝えるコミュニケーション能力

理解した内容を踏まえて、自分の考えを素直に表現できる力が大切とされています。 大人が用意した模範解答を暗唱するような姿は、決して好まれません。

つたない言葉であっても、自分の心から出た言葉で一生懸命に伝える姿が胸を打ちます。 「私はこう思います」と、静かではありますが芯のある発言ができるお子様が理想です。

面接官は、完璧な答えではなく、子どもらしい素直な思考の過程を見たいのです。 ご家庭では、お子様の言葉を引き出すようなオープンエンドの質問を心がけてください。

緊張する場面でも自分らしさを出せる強さ

本番の考査や面接は、大人でも緊張する特殊な空間です。 その中でも、萎縮せずに普段通りの自分らしさを出せる強さが求められます。

失敗を恐れて何も言えなくなるのではなく、間違えてもやり直そうとする前向きな姿勢が必要です。 これは、ご家庭で失敗を責められず、挑戦を認められてきたお子様だけが持つ強さです。

自己肯定感の高さが、緊張を乗り越える最大のエネルギーとなります。 日々の小さな成功体験の積み重ねが、本番での堂々とした振る舞いに繋がるのです。

日常生活で培われた丁寧な所作と落ち着き

挨拶や物の扱い方に表れる品格

行動観察や面接で重要視されるのは、お子様の落ち着いた所作や振る舞いです。 これらは、お教室での短期間の特訓で身につくものではありません。

挨拶の仕方、ドアの閉め方、椅子の座り方など、日常の細部に品格が表れます。 特に、お道具の扱い方には、普段の物の大切にする姿勢が如実に現れます。

乱暴に物を置いたり、お友達の物を雑に扱ったりする行為は大きな減点対象です。 ご家庭で、ご両親が一つひとつの物を丁寧に扱う姿を見せることが一番の教育になります。

面接や行動観察での待機姿勢

考査中、自分が何もしていない待機の時間の姿勢も厳しくチェックされています。 手遊びをしたり、キョロキョロと落ち着きなく周りを見たりするのは好ましくありません。

静かに待つべき時は待ち、行動すべき時は素早く行動するというメリハリが重要です。 この「待つ力」は、幼児にとっては非常に高度な自制心を必要とします。

ご家庭での食事中や、外出先での順番待ちなどで、少しずつ我慢する経験を積ませてください。 待つ時間も考査の一部であるという認識を、しっかりと持たせることが大切です。

短期間の訓練では身につかない自然な振る舞い

作法だけを詰め込んでも、ふとした瞬間に普段の粗雑さが出てしまいます。 田園調布雙葉小学校の先生方は、その一瞬の隙を見逃しません。

日常のご家庭の様子が、そのまま考査会場でのお子様の姿として現れると考えてください。 だからこそ、特別な受験対策の訓練以上に、日々の生活習慣の見直しが重要なのです。

ご家庭の文化そのものが、お子様の自然な振る舞いとなって滲み出ることを忘れないでください。

ご家庭で実践すべき具体的な教育と面接対策

「なぜ」を大切にする対話で思考力を育む

親からすぐに答えを与えない関わり方

田園調布雙葉小学校に受かる子になるために、ご家庭でできることの1つ目は対話です。 同校が求めるのは知識の量ではなく、それを深く探求する姿勢です。

そのためには、日常のちょっとした疑問を大切にする親御様との対話が欠かせません。 子どもから質問された時、単に「これは○○だよ」とすぐに答えを与えてはいけません。

「どうしてそうなると思う?」とお子様自身の頭で考えさせる質問を投げかけてみてください。 このワンクッションが、子どもの思考力を飛躍的に伸ばす起爆剤となります。

散歩や日常の出来事を教材にする方法

特別な教材を買わなくても、毎日の生活の中に学びの種は無数に転がっています。 例えば、散歩中に見つけた花の名前を調べるだけでなく、色が変わる理由を一緒に考えましょう。

もし逆だったらどうなるだろうと、想像力を膨らませる会話も効果的です。 このような知的好奇心の種を蒔き、育む関わり方を意識的に心がけてください。

お料理の際の水からお湯への変化や、野菜の浮き沈みなども立派な理科の実験です。 日常のすべてを学びと捉えるご家庭の姿勢が、優秀な頭脳を育てます。

子どもの考えを否定せずに受け止める姿勢

お子様が突拍子もない答えを出したとしても、決して頭ごなしに否定しないでください。 「間違っているよ」と言うのではなく、「そういう考え方もあるね」とまずは受け止めます。

その上で、「でも、こっちから見たらどうかな?」と新たな視点を提示してあげます。 この繰り返しが、論理的な思考力や、面接で自分の考えを自信を持って表現する力に繋がります。

自分の意見が尊重される環境で育った子どもは、他者の意見も尊重できるようになります。 ご家庭での温かい対話が、カトリック精神の土台作りに直結しているのです。

毎日のお手伝いを通して奉仕と感謝の心を養う

役割を持つことで芽生える自己肯定感

ご家庭でできることの2つ目は、お手伝いを通した心の教育です。 田園調布雙葉小学校の教育の根底にある奉仕と感謝の心は、家庭内で育まれます。

これは特別な場所ではなく、家庭でのお手伝いを通じて自然と身につけられます。 毎日お子様が自分の役割として、家事に参加する時間を作りましょう。

「自分がいないと家族が困る」という適度な責任感が、子どもの自己肯定感を高めます。 誰かの役に立っているという実感が、精神的な自立を促す大きな一歩となります。

家族の一員としての自覚と他者への配慮

例えば、食事の準備や片付け、お洗濯物を畳むといった行為を日課にします。 これにより、自分も家族の一員であるという強い自覚が育ちます。

また、お手伝いをすることで、普段家事をしてくれるご両親の大変さにも気づくことができます。 ここから、周囲への思いやりや、ご両親への感謝の気持ちが自然と芽生えてきます。

特別な意識なく、「ありがとう」の言葉が飛び交うご家庭環境を構築してください。 この環境こそが、学校が求める奉仕の精神の最高のベースキャンプとなります。

見返りを求めない行動の習慣化

お手伝いの対価としてお小遣いをあげたり、ご褒美で釣ったりするのは避けるべきです。 奉仕の精神は、見返りを求めない無償の愛から生まれるものだからです。

「お母さんが助かったわ、ありがとう」という感謝の言葉が最高のご褒美になります。 他者のために動くことが喜びとなる感覚を、幼児期にしっかりと植え付けてください。

面接でお手伝いについて聞かれた際、やらされている感があるお子様はすぐに見抜かれます。 楽しんで、誇りを持って家の仕事に取り組んでいる姿を伝えられるようにしましょう。

美しい所作と生活のけじめを習慣化する

食事の作法と日常の立ち振る舞い

ご家庭でできることの3つ目は、美しい所作とけじめの習慣化です。 行動観察や面接で重要視される落ち着いた所作は、日々の積み重ねの結晶です。

ご家庭での食事の仕方や、お箸の持ち方、咀嚼の音など、細部まで見直してください。 物の受け渡しの際は必ず両手を使うなど、日常の振る舞い1つ1つを美しく丁寧に行います。

まずはご両親自身が、お子様のお手本となるような美しい立ち振る舞いを意識してください。 子どもは親の背中を見て育つため、言葉で注意するよりも親の姿を見せることが効果的です。

遊ぶ時間と学ぶ時間の明確な区別

生活の中でのけじめをつける習慣も、非常に重要です。 遊ぶ時間と学ぶ時間を明確に区切り、ダラダラと過ごす時間を減らしましょう。

時計を見て行動する習慣をつけさせ、自己管理能力の基礎を養います。 けじめのある生活は、情緒の安定をもたらし、考査での集中力アップに直結します。

お片付けのルールなども徹底し、使った物は必ず元の場所に戻す習慣をつけさせます。 これが、個別考査での「スモックを畳む」「物を箱に詰める」といった課題の対策になります。

約束やルールを必ず守る規律性の育成

家庭内での他者との役割やルールを、例外なく必ず守る姿勢を徹底してください。 親の機嫌でルールが変わるような環境では、子どもの中に規律性は育ちません。

一貫したルールの下で生活することで、田園調布雙葉小学校が大切にする規律性と品格が自然と身につきます。 これこそが、学校側が確認したい「ご家庭の教育レベル」を示す最も分かりやすい証拠となります。

生活の基本がしっかりできているお子様は、どのようなイレギュラーな課題にも落ち着いて対処できます。

特徴的な「二回面接」に向けたご両親の対策

第一面接で問われる学校理解と教育方針

田園調布雙葉小学校の面接は、同日に二つの部屋を移動して行われるのが大きな特徴です。 第一面接は主に校長・副校長先生が担当し、ご両親に対する質問が中心となります。

内容は、ご自身の経歴や子育ての教育方針、学校への深い理解度が問われます。 「なぜ数ある私立小学校の中から本校を選んだのか」という核心を突く質問が必ずなされます。

表面的なパンフレットの知識ではなく、ご家庭の教育方針といかにリンクしているかを語る必要があります。 カトリック教育の理念を自分たちの言葉に落とし込み、説得力を持たせることが求められます。

第二面接で問われる家庭の様子と親子関係

続く第二面接は、主に教頭先生や教諭が担当し、お子様への質問も多く含まれます。 内容は、家庭での日常の様子や親子の関わり、日々のお手伝いなど、より具体的な生活に密着したものです。

ここでは、形式張った回答ではなく、日頃からどれだけ家族で深い対話があるかが見られています。 お子様への定番の質問として、「お家でどんなお手伝いをしますか」「お父様とは何をして遊びますか」などがあります。

これらの質問を通して、ご家庭の温かさや、飾らない素の姿を面接官は引き出そうとしています。 作られたエピソードではなく、普段のありのままの愛情あふれる生活を伝えることが大切です。

ご夫婦での意見のすり合わせと役割分担

二回の面接を乗り切るためには、ご夫婦での事前準備が非常に重要です。 教育方針や子育ての価値観について、ご夫婦で徹底的に意見をすり合わせておく必要があります。

面接の場でご夫婦の意見が食い違うことは、最も避けなければならない事態です。 また、どちらか一方が話し過ぎるのも良くありません。適切な役割分担を決めておきましょう。

お互いを尊重し合い、温かい眼差しで会話を交わすご夫婦の姿自体が、大きなプラスの評価となります。 面接の練習は、単なる受け答えの訓練ではなく、ご夫婦の絆を再確認する作業でもあるのです。

父親の面接対策と女子校教育への深い理解

経験のない分野に対する論理的な事前準備

お受験において、実はお父様の面接対策が合否を分ける重要なポイントになることが多々あります。 特に女子校については、お父様ご自身が経験できない分野であるため、答えに詰まるケースが多いです。

「女子校についてどう思われますか」という質問に対し、漠然としたイメージで答えるのは危険です。 女子校ならではの教育のメリットや、同性の集団で育つことで得られる自立心について、論理的に考えをまとめておくことがお勧めです。

事前に書籍を読んだり、学校説明会に積極的に足を運んだりして、ご自身の言葉で語れるように準備してください。 お母様に任せきりにせず、主体的に娘の教育に関わる姿勢を示すことが面接官に好印象を与えます。

カトリック教育と一貫教育のメリットの捉え方

「キリスト教教育についてどう思われますか」「一貫校に通われたご経験はありますか」といった質問も頻出します。 ご自身がクリスチャンでなくても、カトリックの愛と奉仕の精神に共感していることを伝える必要があります。

一貫校については、ご自分が一貫校出身であればその良さを体験談として語るのが最も説得力があります。 もしご経験がなくても、ご両親が何かをずっと継続してきたエピソードがあれば、一貫教育の「継続する力」と繋げて語りやすくなります。

長期的な視野で子どもの成長を見守る環境として、同校が最適であるという結論に導くことが重要です。

現在の仕事のやりがいを子育てにどう繋げるか

「現在の仕事のやりがいについてお話しください」という、お父様の職業観を問う質問も定番です。 単に仕事内容を自慢気に話すのではなく、その仕事が社会にどう貢献しているかを語ることが大切です。

そして、その仕事に向き合う真摯な姿勢が、家庭での子育てにどのような良い影響を与えているかを伝えてください。 社会で活躍する父親の背中を見せることが、娘のキャリア形成や社会性の発達に繋がるというストーリーが理想的です。

面接官は、お父様の仕事の立派さではなく、人間としての深みや家庭人としての誠実さを見ているのです。

ペーパーテストと個別考査で問われる生活体験

季節の行事や年齢相応の常識問題

田園調布雙葉小学校のペーパーテストは、決して奇をてらった難問奇問ではありません。 お話の記憶、推理思考、図形、生活常識などがバランスよく出題される傾向にあります。

難易度は高すぎませんが、生活にまつわる問題では、季節の行事や草花に関する常識が問われます。 これは、年齢相応の「生活の土台」が築かれているかを確認するためのものです。

四季折々の行事をご家庭で丁寧に行い、自然に触れ合う経験を積んでおくことが最大のペーパー対策となります。 ペーパー上だけで季節を暗記させても、実体験が伴わなければ応用問題に対応できません。

スモックを畳むなどの手先の巧緻性と丁寧さ

個別考査では、お子様を通して見える「ご家庭の振る舞い」がストレートに試されます。 心情を問う問題や、スモックを畳む、物を箱や袋に詰めるといった生活課題が毎年出題されます。

一見簡単そうに見えますが、その手際や丁寧さで、日頃から家庭で取り組んでいるかは先生方には一目瞭然です。 雑に丸めてしまうのか、端と端を合わせて丁寧に畳むのかで、ご家庭のしつけのレベルが判断されます。

また、運筆や自由画も重視されており、鉛筆の正しい持ち方や筆圧の強さも見られています。

考査のための練習ではない日常の習慣づくり

かつては二日間お弁当や体操服持参で行われていた歴史を持つ学校ですから、生活習慣の自立は絶対条件です。 考査のための付け焼き刃の練習ではなく、日常の習慣としての振る舞いが試されていると肝に銘じてください。

ご家庭での洋服の着脱や、お箸の上げ下ろし、靴を揃えるといった基本動作を、もう一度見直しましょう。 子どもが一人でできることを先回りして手伝ってしまうのは、親の過干渉であり自立を妨げます。

時間がかかってもお子様自身にやらせる忍耐力が、最終的にお受験の合格へと繋がるのです。

雙葉姉妹校との比較から見る学校の特性

雙葉小学校や横浜雙葉小学校との環境の違い

田園調布雙葉小学校を志望するご家庭は、四谷の雙葉小学校や横浜雙葉小学校を併願、あるいは比較検討されることが多いです。 これら姉妹校は同じカトリックの理念を共有していますが、環境や条件に明確な違いがあります。

まず立地として、都心の一等地に位置する雙葉に対し、田園調布雙葉は閑静な高級住宅街に根を下ろしています。 この立地の違いは、学校の雰囲気や通うご家庭のカラーにも少なからず影響を与えています。

また、雙葉小学校が2クラス編成で給食を提供するのに対し、田園調布雙葉は3クラス編成で毎日お弁当を持参するスタイルです。 毎朝のお弁当作りは親御様の負担となりますが、それだけ愛情をかける機会が多いと捉えるご家庭に向いています。

各学校の基本データ比較と併願の考え方

学費や倍率についても、併願校としてよく検討される学校群の中で比較検討しておくことが大切です。 以下の表は、各学校の初年度学費や倍率の概算を比較したものです。

学校名 所在地 倍率の目安 初年度学費の目安 クラス数 昼食
田園調布雙葉小学校 東京都世田谷区 約4.5〜5.0倍 約1,100,000円 3クラス お弁当
雙葉小学校 東京都千代田区 非常に高い 約1,070,000円 2クラス 給食
横浜雙葉小学校 神奈川県横浜市 高い 約1,560,000円 2クラス お弁当
白百合学園小学校 東京都千代田区 約4.0〜5.0倍 約1,270,000円 2クラス お弁当

田園調布雙葉の学費は、雙葉3校の中では中間的な位置づけであり、私立小学校全体で見ても中程度からやや高額な水準です。 倍率は約4.5〜5.0倍と非常に高く、しっかりとした対策が不可欠な狭き門です。

姉妹校を併願する場合でも、「なぜ田園調布雙葉なのか」という固有の志望理由を面接で明確に語れるように準備してください。 お弁当作りを通じた親子の絆づくりや、住宅街の落ち着いた環境など、同校ならではの魅力を志望動機に組み込むことが重要です。

まとめ

田園調布雙葉小学校の入試は、単に知識の量や作業の正確さを競う場ではありません。 それ以上にお子様の内面的な輝きや成長、そしてご家庭がどのような価値観で子育てをしているかを深く丁寧に見ていく時間です。

幅広い出題と高い水準の中で、お子様らしさとご家庭の温かみを自然体で伝えるためには、早い段階からの計画的な準備が必要です。 日常の対話、お手伝いの習慣化、美しい所作の徹底など、家庭内で実践できる教育方針を今一度見直してみてください。

高度な準備の全てをご家庭だけで完結させるのは精神的にも時間的にも大きな負担となります。 必要に応じて経験豊富な専門家の視点も取り入れながら、家族一丸となって田園調布雙葉小学校の合格を目指して歩んでいってください。

筆者情報

筆者:西野マイ フリーランスのお受験対策ライター。 慶應大学卒業後、中学校受験対策塾、小学校受験対策塾、幼稚園受験対策塾を経て、現在に至る。 幅広い学校の知識を有し、各学校の特徴及び受験傾向を熟知している。