モータージャーナリスト兼コラムニストの二階堂仁です。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、周囲から一目置かれるような、いわゆる「ドヤれるトヨタ車」がどれなのか気になっていると思います。 私も実際にセンチュリーやレクサスLFAといった数々の名車を所有し、開発現場にも身を置いてきた経験から、車のステータス性がもたらす高揚感や周囲の反応はよく理解しています。

引用 : メーカーHP
この記事を読み終える頃には、あなたが次に選ぶべき最強の相棒についての疑問が解決しているはずです。
- 圧倒的な威厳を放つフラッグシップモデルの存在
- 希少性と高いリセールバリューを誇るSUVライン
- 最新技術とデザインを融合させた次世代クラウン
- 所有者の社会的地位を象徴する最高級ミニバン
それでは解説していきます。
トヨタ車のドヤれる格付け基準とTier分けの定義
自動車ジャーナリストとして数多くの車に触れ、自身でもレクサスLFAや日産GTR R34などの象徴的なモデルをガレージに収めてきた私、筆者が考える「ドヤれる車」とは、単に価格が高いだけではありません。 そこには「希少性」「歴史的背景」「圧倒的な存在感」、反映「周囲からの承認」という要素が複雑に絡み合っています。
特に日本において、トヨタというブランドは実用車から超高級車までを網羅する稀有な存在です。 その頂点に立つモデルは、欧州の高級ブランドにも引けを取らないオーラを放ちます。 今回は、以下の基準をもとに、トヨタ車の「ドヤり度」を格付け(Tier)しました。
トヨタ車格付けの判定基準
- 威圧感・存在感(Presence): 路上で視線を釘付けにするデザインやサイズ。
- 社会的ステータス(Social Status): 「この車に乗っている=成功者」という共通認識。
- 希少性(Rarity): 欲しくてもすぐには手に入らない、あるいは選ばれた者しか買えない特別感。
- リセールバリュー(Resale Value): 資産価値の高さ。ドヤれる車は、売る時までドヤれるものです。
格付けTier表の定義
| Tier | ランク | 意味合い |
|---|---|---|
| SSS | 皇帝 | トヨタの頂点。もはや車を超えた動く芸術品・権力の象徴。 |
| SS | 覇者 | 圧倒的な人気とステータスを兼ね備え、誰もが羨むモデル。 |
| S | 王者 | 高い走行性能や伝統を誇り、通な車好きからも一目置かれる。 |
| A | 貴族 | 洗練されたデザインと高級感を持ち、都会で映えるモデル。 |
| B | 騎士 | 実用性と個性を両立し、センスの良さをアピールできる。 |
【格付け】トヨタ車のドヤれる車種ランキングTOP10徹底解説
それでは、ここから具体的に「ドヤれるトヨタ車」をランキング形式で紹介していきます。 私自身、開発現場でこれらの車がどのようにして「高級感」を造り込まれていったかを見てきました。 それぞれのスペック(諸元)とともに、ジャーナリストならではの深い洞察をお届けします。
第10位:トヨタ車+プリウス(PHEV Zグレード)
格付け:Tier B
かつては「環境意識の高い市民の足」というイメージだったプリウスですが、現行の6代目は完全にその殻を破りました。 特に最上級のPHEVモデルは、スポーツカー顔負けの加速性能と、未来的なモノフォルムシルエットで「賢い選択をしつつ、スタイルも妥協しない」というドヤり方が可能です。
プリウス PHEV 主要諸元表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 全長×全幅×全高 | 4,600mm × 1,780mm × 1,430mm |
| ホイールベース | 2,750mm |
| パワートレイン | 2.0L 直列4気筒エンジン+プラグインハイブリッド |
| エンジン排気量 | 1,986cc |
| システム最高出力 | 223PS (164kW) |
| 燃費 (WLTCモード) | 26.0km/L (ハイブリッド走行時) |
| EV走行距離 | 87km (19インチタイヤ装着時) |
| 駆動方式 | 2WD (FF) |
筆者の深掘りレビュー
このプリウス、最大のドヤりポイントは「知性」と「官能性」の融合です。 19インチの大径ホイールを履きこなし、ルーフの頂点を後方に下げた低重心なプロポーションは、従来の「燃費車」の常識を覆しました。 PHEVモデル専用の「アルミホイール(切削光輝+ブラック)」や、グレーステッチの効いた内装は、所有者のこだわりを感じさせます。 信号待ちで隣に並んだ旧型プリウスのドライバーが、思わず二度見してしまう。そんな「最新こそ最良」という優越感に浸れる一台です。
第9位:トヨタ車+ハリアー(PHEV Z)
格付け:Tier A
都会派SUVの先駆者であるハリアーは、今もなお「成功者の入り口」としての地位を揺るぎないものにしています。 特に最上位のPHEVモデルは、専用のフロントグリルやブラック塗装のパーツを纏い、明らかに標準モデルとは異なるオーラを放っています。
ハリアー PHEV 主要諸元表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 全長×全幅×全高 | 4,740mm × 1,855mm × 1,660mm |
| ホイールベース | 2,690mm |
| パワートレイン | 2.5L 直列4気筒+ハイブリッド(プラグイン) |
| エンジン排気量 | 2,487cc |
| システム最高出力 | 306PS (225kW) |
| 燃費 (WLTCモード) | 20.5km/L (ハイブリッド走行時) |
| EV走行距離 | 93km |
| 駆動方式 | E-Four (電気式4WDシステム) |
筆者の深掘りレビュー
ハリアーPHEVのドヤりポイントは、レクサスRXにも引けを取らない「306馬力」というパワースペックです。 見た目はエレガントな都会派SUVですが、アクセルを踏み込めば暴力的な加速を見せる。 この「羊の皮を被った狼」的な余裕こそが、大人のドヤり方と言えるでしょう。 また、PHEV専用のグレーメタリック塗装は非常に質感が良く、高級ホテルのエントランスでも堂々と振る舞えます。 車内では、調光パノラマルーフがもたらす幻想的な光が、同乗者への最大のおもてなし(=ドヤ要素)になります。
第8位:トヨタ車+クラウン(スポーツ)
格付け:Tier A
「クラウン=保守的なセダン」という既成概念を粉々に打ち砕いたのが、この「スポーツ」です。 まるで欧州のスーパーSUVのようなアグレッシブな造形は、見る者すべてに「新しい時代の覇者」であることを印象付けます。
クラウン スポーツ(HEV) 主要諸元表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 全長×全幅×全高 | 4,720mm × 1,880mm × 1,565mm |
| ホイールベース | 2,770mm |
| パワートレイン | 2.5L 直列4気筒+ハイブリッド |
| エンジン排気量 | 2,487cc |
| システム最高出力 | 234PS |
| 燃費 (WLTCモード) | 21.3km/L |
| 駆動方式 | E-Four (電気式4WDシステム) |
| タイヤサイズ | 235/45R21 |
筆者の深掘りレビュー
この車の最大の武器は、何と言っても「リアフェンダーの張り出し」です。 開発陣が「量産車でこの形を作るのは至難の業」と言わしめたその造形は、21インチの大径ホイールと相まって、路上で圧倒的なスタンスを見せつけます。 フェラーリやポルシェのSUVを彷彿とさせるそのシルエットを、あえて「クラウン」として乗る。 その外し技こそが、ファッション感度の高い層からの羨望を集めるポイントです。 内装も非対称デザインを採用したスポーティな仕上がりで、運転席に座るたびに「特別な車を操っている」という高揚感に包まれます。
第7位:トヨタ車+ランドクルーザー 250
格付け:Tier A
実質的なプラドの後継モデルですが、そのサイズ感と存在感はもはや別物です。 「原点回帰」をテーマにした角張った無骨なデザインは、都会のコンクリートジャングルでも、大自然の悪路でも、どちらでも「主役」になれる力強さを持っています。
ランドクルーザー 250(2.8L ディーゼル) 主要諸元表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 全長×全幅×全高 | 4,925mm × 1,980mm × 1,935mm |
| ホイールベース | 2,850mm |
| エンジン | 2.8L 直列4気筒 ターボディーゼル |
| エンジン排気量 | 2,754cc |
| 最高出力 | 204PS / 3,000-3,400rpm |
| 最大トルク | 500N・m / 1,600-2,800rpm |
| 燃費 (WLTCモード) | 11.0km/L |
| 駆動方式 | フルタイム4WD |
筆者の深掘りレビュー
ランドクルーザー250でドヤるコツは、その「タフな道具感」を使いこなすことにあります。 1,980mmという全幅は、街中では持て余すサイズですが、その巨体がバックミラーに写った時の威圧感は相当なものです。 特に、丸目ライトを採用した「First Edition」などは、クラシックランクルへのオマージュが感じられ、通なファンからも一目置かれます。 「流行りのSUVではなく、本物のオフローダーを選んだ」という、男の美学を体現できる一台です。
第6位:トヨタ車+クラウン(セダン)
格付け:Tier S
「正統派」を名乗るに相応しい、現行クラウンシリーズの精神的支柱。 FCEV(燃料電池車)という未来の選択肢も用意されており、企業の役員やエグゼクティブが選ぶに相応しい、凛とした佇まいが特徴です。
クラウン セダン(FCEV) 主要諸元表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 全長×全幅×全高 | 5,030mm × 1,890mm × 1,475mm |
| ホイールベース | 3,000mm |
| パワートレイン | 燃料電池(FCスタック)+モーター |
| モーター最高出力 | 182PS (134kW) |
| モーター最大トルク | 300N・m |
| 航続距離 (参考) | 約820km |
| 駆動方式 | 後輪駆動 (FR) |
筆者の深掘りレビュー
5メートルを超える全長と3メートルのホイールベースがもたらすサイドシルエットは、まさに「大人のセダン」の完成形です。 特にFR(後輪駆動)プラットフォームを維持したことで、フロントオーバーハングが短く、伸びやかなプロポーションを実現しています。 この車でドヤるなら、あえて「後部座席に人を乗せる」シーンを演出したいところ。 「おもてなし」の精神が詰まったリアシートの快適性は、輸入車の同クラスをも凌駕します。 静寂の中を滑るように走るFCEVモデルは、環境への配慮という「現代的なドヤり」の極致です。
第5位:トヨタ車+GRスープラ
格付け:Tier S
トヨタのスポーツカーブランド「GR」の頂点。 BMWとの共同開発という背景を持ちつつも、その官能的なエンジンサウンドとクイックなハンドリングは、世界中のスポーツカーファンを熱狂させています。
GRスープラ RZ(3.0Lモデル) 主要諸元表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 全長×全幅×全高 | 4,380mm × 1,865mm × 1,290mm |
| ホイールベース | 2,470mm |
| エンジン | 3.0L 直列6気筒 ターボ |
| エンジン排気量 | 2,997cc |
| 最高出力 | 387PS / 5,800rpm |
| 最大トルク | 500N・m / 1,800-5,000rpm |
| 燃費 (WLTCモード) | 12.1km/L |
| 駆動方式 | 後輪駆動 (FR) |
筆者の深掘りレビュー
スープラでドヤるために必要なのは、スペックへの理解と、その伝統への敬意です。 「直6・FR」というスポーツカーの黄金比を守り続けていること、反映現行モデル特有の「ダブルバブルルーフ」による極限の低重心フォルム。 特に、RZグレードに設定されたマットホワイトのボディカラーは、光の当たり方で造形の美しさが際立ち、パーキングエリアに止めるだけでカメラを向けられる存在になります。 「走る楽しさを知っている大人」であることを周囲に知らしめる、最強のアイコンです。
第4位:トヨタ車+ヴェルファイア(Executive Lounge)
格付け:Tier S
アルファードの「兄弟車」という枠を超え、よりパーソナルで、より刺激的なエグゼクティブカーとして進化したヴェルファイア。 特にターボエンジンの力強い走りと、黒を基調とした攻撃的なデザインは、野心的な成功者にこそ相応しい。
ヴェルファイア Executive Lounge(2.4L ターボ) 主要諸元表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 全長×全幅×全高 | 4,995mm × 1,850mm × 1,945mm |
| ホイールベース | 3,000mm |
| エンジン | 2.4L 直列4気筒 ターボ |
| エンジン排気量 | 2,393cc |
| 最高出力 | 279PS / 6,000rpm |
| 最大トルク | 430N・m / 1,700-3,600rpm |
| 燃費 (WLTCモード) | 10.3km/L |
| 駆動方式 | 2WD / 4WD |
筆者の深掘りレビュー
ヴェルファイアを語る上で外せないのが、アルファードには設定のない「2.4L ターボエンジン」の存在です。 巨体を軽々と加速させるそのトルク感は、ドライバーに無限の全能感を与えます。 フロントマスクを覆い尽くす漆黒メッキの加飾は、夜の都会で怪しく光り、圧倒的な威圧感を放ちます。 「ただのミニバンではない、これは移動する司令塔だ」という自負とともに、左側車線を悠々と流す。 その余裕こそが、ヴェルファイアオーナーに許された特権です。
第3位:トヨタ車+アルファード(Executive Lounge)
格付け:Tier SS
日本のミニバン文化の到達点であり、今や世界中のVIPが指名買いするほどの存在。 「Executive Lounge」というグレード名は、もはや説明不要の最高級の証です。
アルファード Executive Lounge(ハイブリッド) 主要諸元表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 全長×全幅×全高 | 4,995mm × 1,850mm × 1,935mm |
| ホイールベース | 3,000mm |
| パワートレイン | 2.5L ハイブリッド |
| エンジン排気量 | 2,487cc |
| システム最高出力 | 250PS |
| 燃費 (WLTCモード) | 17.5km/L (2WD) / 16.5km/L (E-Four) |
| 駆動方式 | 2WD / E-Four |
筆者の深掘りレビュー
アルファードでドヤるなら、その「静粛性」と「揺れの少なさ」を誇るべきです。 Executive Loungeに装備されるパワーロングスライドシートは、もはや車という概念を超えた「書斎」であり「寝室」です。 リアシートの操作パネルでサンシェードを閉め、プライベート空間を作り出す。 高級ホテルのエントランスに乗り付けた際、ドアがスライドして降りてくるその一瞬、周囲の空気が変わるのを感じるはずです。 資産価値としても極めて高く、所有していること自体が「賢い投資」であるという点も、オーナー同士のドヤりポイントになります。
第2位:トヨタ車+ランドクルーザー 300
格付け:Tier SS
「世界中のどんな場所でも、生きて帰ってこられる」 この唯一無二の信頼性こそが、ランドクルーザー300を絶対的な存在にしています。 慢性的な納期待ちが続く希少性も相まって、今、日本で最も「持っているだけでドヤれる」一台です。
ランドクルーザー 300 ZX(3.5L ガソリン) 主要諸元表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 全長×全幅×全高 | 4,985mm × 1,980mm × 1,925mm |
| ホイールベース | 2,850mm |
| エンジン | 3.5L V6 ツインターボ |
| エンジン排気量 | 3,444cc |
| 最高出力 | 415PS / 5,200rpm |
| 最大トルク | 650N・m / 2,000-3,600rpm |
| 燃費 (WLTCモード) | 7.9km/L |
| 駆動方式 | フルタイム4WD |
筆者の深掘りレビュー
300系ランクルのドヤり要素は、スペック表の数字だけでは語れません。 注目すべきは、トヨタの最新技術を惜しみなく投入した「GR SPORT」の圧倒的な足回りと、世界初採用のセキュリティシステムです。 指紋認証スタートスイッチに指を触れ、V6ツインターボが目覚める瞬間。 それは、地球上のあらゆる道を征服する許可証を手に入れたような感覚です。 中古車価格が新車価格を軽々と上回る現状において、この車を新車で、あるいは正規ディーラーから手に入れていること自体が、強力なコネクションや運、反映経済力を持っていることの証明になります。
第1位:トヨタ車+センチュリー(SUVタイプ)
格付け:Tier SSS
そして、トヨタの歴史の頂点に君臨するのが、この「センチュリー」です。 SUVというスタイルを纏いながらも、その中身は日本の匠が魂を込めて作り上げた「究極のおもてなしマシン」です。
センチュリー(SUVタイプ) 主要諸元表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 全長×全幅×全高 | 5,205mm × 1,990mm × 1,805mm |
| ホイールベース | 2,950mm |
| パワートレイン | 3.5L V6 プラグインハイブリッド |
| エンジン排気量 | 3,456cc |
| エンジン最高出力 | 262PS / 6,000rpm |
| システム最高出力 | 412PS |
| 燃費 (WLTCモード) | 14.2km/L |
| 駆動方式 | E-Four Advanced |
筆者の深掘りレビュー
1位に輝いたセンチュリーSUV。この車でドヤることは、もはや「上がり」を意味します。 トヨタのバッジを排し、グリルに輝くのは職人の手彫りによる「金色の鳳凰」。 塗装工程だけで数週間をかけ、鏡面のように磨き上げられたボディは、周囲の景色を歪みなく映し出します。 特筆すべきは、SUVでありながら、リアドアが「リンク式ドア」として真横に開くなどのオプションも存在し、そのすべてが「乗降性の良さ」と「威厳」のために捧げられている点です。 ロールスロイスやベントレーといった海外の超高級車を横目に、あえて「日本の至宝」を選ぶ。 その圧倒的な審美眼と地位こそが、この車に乗る者が得られる究極のドヤりポイントです。
トヨタ車のドヤり度を高める選び方と維持の秘訣
ランキングを紹介しましたが、単に車を買うだけでは「本当のドヤり」は完成しません。 自動車ジャーナリストとして、また高級車オーナーとしての経験から、さらに一歩踏み込んだアドバイスをさせていただきます。
グレード選びの鉄則:迷わず「最上級」を
ドヤりたいのであれば、中途半端なグレード選びは厳禁です。 トヨタ車には明確な序列が存在します。 例えばアルファードなら、たとえ中身が同じでも「Z」と「Executive Lounge」では、サイドのエンブレム一つで周囲の評価が変わります。 「一番良いのを頼む」という姿勢こそが、ドヤりの基本です。
カラーリング:定番の「黒・白」か、あえての「特別色」か
- リセール重視: ホワイトパールクリスタルシャイン。これは間違いありません。
- 威圧感重視: 202ブラック。洗車は大変ですが、磨き上げられた黒いトヨタ車ほど恐ろしいものはありません。
- 通のドヤり: プレシャスメタルや、GR専用色。希少性をアピールできます。
メンテナンスの徹底:汚れはドヤりの敵
どんなに高いセンチュリーに乗っていても、ホイールがブレーキダストで汚れ、ボディに雨だれがついていては台無しです。 常にコーティングを施し、ピカピカの状態で維持すること。 「この人は車を大切にできる=経済的・精神的に余裕がある」という印象を与えます。
まとめ
トヨタのラインナップは非常に幅広く、それぞれのライフスタイルに合わせた「ドヤり方」が存在します。
- 独身、またはカップルで圧倒的な存在感を示したいなら: GRスープラやクラウン スポーツ。
- 家族を大切にしつつ、パパとしての成功を誇りたいなら: アルファードやヴェルファイア。
- 一生モノの相棒として、どこへでも行ける自信を纏いたいなら: ランドクルーザー 300。
- 反映、すべてを極めた先にたどり着くのが: センチュリー。
トヨタ車を選ぶことは、日本の誇りを選ぶことでもあります。 今回紹介した車種たちは、どれも世界に誇れる技術と情熱が詰まっています。 私が開発の現場で見た、エンジニアたちの「世界一の車を創る」という執念。 それが形になったのが、これらのモデルです。
あなたがそのハンドルを握り、アクセルを踏み込んだ瞬間。 周囲の視線はあなたのものになります。 それに見合う自分であり続けること。それが、真の「ドヤれるオーナー」の条件かもしれません。
この記事が、あなたの最高のカーライフの第一歩になれば幸いです。
筆者情報
筆者:二階堂 仁(にかいどう じん) モータージャーナリスト兼コラムニストとして活動。慶應大学卒業後、大手自動車会社に就職。車両開発に携わり、その後出版業界へ転身。自動車ジャーナリストへの憧れから独立し、現在に至る。愛車はレクサスLFA、日産GTR R34、トヨタ センチュリーなど多数。現場主義を貫き、常に最新の自動車トレンドを追い続けている。