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自動車

【格付け】トヨタ・レクサスのドヤれるSUV車種ランキングTOP10|Tier形式で解説

モータージャーナリスト兼コラムニストの二階堂仁です。 今回も多く寄せられている質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、トヨタやレクサスのSUVの中で「どの車を選べば周囲に自慢できるか」「所有欲を満たせるのはどれか」ということが気になっていると思います。

引用 : メーカーHP

単に高価なだけでなく、歴史的背景や希少性、そして圧倒的な存在感。 それらが複雑に絡み合って「ドヤれる」というステータスは形成されます。 この記事を読み終える頃には、あなたが手に入れるべき最高の一台が明確になり、SUV選びの疑問がすべて解決しているはずです。

この記事の要約
  1. 圧倒的なステータスを誇るTier Sから実力派のTier Cまで厳格に格付け
  2. 各車両のエンジンスペックやボディサイズを詳細な諸元表で比較
  3. 筆者の実体験に基づくリアルなメリットとデメリットを徹底レビュー
  4. リセールバリューや希少性まで考慮した最新の市場動向を網羅

 

それでは解説していきます。

【格付け】トヨタ車のドヤれる車種ランキングTOP10|Tier形式でそれぞれの特徴を解説この記事を読んでいる方は、周囲から一目置かれるような、いわゆる「ドヤれるトヨタ車」がどれなのか気になっていると思います。 この記事を読み終える頃には、あなたが次に選ぶべき最強の相棒についての疑問が解決しているはずです。...

トヨタ・レクサスのSUVが「ドヤれる」理由とは

今の日本の自動車市場、ひいては世界の市場において、SUVは単なる「背の高い荷車」ではなくなりました。 かつてはセダンが象徴していた「成功の証」は、完全にSUVへと移行したと言えるでしょう。 特にトヨタとレクサスが展開するSUVラインナップは、信頼性とラグジュアリーの両面で世界一の評価を得ています。

引用 : メーカーHP

筆者が多くの富裕層やクルマ好きと接する中で感じるのは、「トヨタ・レクサスの高級SUVは、時計で言えばロレックスやパテック・フィリップに近い存在である」ということです。 持っているだけで社会的信用が得られ、売却する際も価値が落ちにくい。 この「安心感」と「優越感」の両立こそが、ドヤれるSUVの正体なのです。

本レビューでは、そんな最高峰のSUVたちを筆者独自の視点でTier形式(ランク付け)に分類しました。

Tier ランク 車種(代表例) ステータスの特徴
Tier S 至高 センチュリー(SUV), LX600 日本の頂点。選ばれし者のみが乗れる王者の風格。
Tier A 羨望 ランクル300, GX550, RX500h 街中で二度見される圧倒的な存在感と最新技術の結晶。
Tier B 洗練 ランクル250, クラウンスポーツ, NX センスの良さと実用性を高次元で両立。
Tier C 納得 ハリアー, LBX 手の届く贅沢。クラスレスな美しさと高い満足度。

それでは、各車種の詳細を詳しく見ていきましょう。

Tier S:日本の頂点、至高のステータス

このランクに属する車は、もはや移動手段という枠を超えた「芸術品」や「迎賓館」のような存在です。 価格はもちろん、購入できる権利すら限られる場合があり、所有しているだけでその人の社会的地位を証明してしまいます。

トヨタ センチュリー(SUVタイプ)

引用 : メーカーHP

究極の和製ラグジュアリー

センチュリー(SUVタイプ)は、間違いなく現在の日本車における最高峰です。 セダンとしてのセンチュリーが積み上げてきた「皇室やVIPのための車」というイメージを、現代のSUVスタイルに昇華させました。 筆者もこの車に初めて触れた際、その塗装の深み(七宝や鏡面仕上げ)には言葉を失いました。

「ドヤれる」という言葉すら軽く感じるほどの威圧感と気品。 街中を走れば、誰もが「誰が乗っているんだ?」と注目せざるを得ません。

センチュリー(SUVタイプ)の主な諸元

項目 内容
全長 / 全幅 / 全高 5,205mm / 1,990mm / 1,805mm
パワートレイン 3.5L V6 プラグインハイブリッド(PHEV)
最高出力(システム) 412ps
駆動方式 E-Four(電気式4WD)
価格 2,500万円〜

メリットとデメリット

  • 良い点:世界最高峰の静粛性と乗り心地。熟練の職人による圧倒的なクオリティ。カスタマイズの自由度が高く、世界に一台の仕様が作れる。
  • 悪い点:2,500万円からという超高価格。サイズが大きすぎて一般的な駐車場にはほぼ入らない。あまりに目立ちすぎてプライバシーの確保が難しい。

レクサス LX600

引用 : メーカーHP

地上の王者を象徴するフラッグシップ

レクサスSUVの頂点に君臨するのがLX600です。 ランドクルーザー300をベースにしながら、レクサス独自の「静粛性と快適性」を極限まで高めたモデルです。 巨大なスピンドルグリルと、22インチの大径ホイールが放つオーラは、他の追随を許しません。

特に4人乗りの「EXECUTIVE」グレードは、後席に1,000mm以上のレッグスペースを確保しており、まさに「砂漠のロールスロイス」と呼ぶにふさわしい仕上がりです。

レクサス LX600の主な諸元

項目 内容
全長 / 全幅 / 全高 5,100mm / 1,990mm / 1,885mm
エンジン 3.5L V6 ツインターボ ガソリン
最高出力 / 最大トルク 415ps / 650N・m
トランスミッション 10速AT
価格 1,250万円〜1,800万円

メリットとデメリット

  • 良い点:オフロード性能とラグジュアリーの完璧な融合。世界中どこでも通用するステータス。圧倒的なリセールバリュー。
  • 悪い点:納期が極めて長く、新車入手が困難。燃費性能は最新モデルとしては厳しい(ハイオク仕様)。

Tier A:周囲の視線を釘付けにする「羨望」のSUV

Tier Aは、最新のトレンドを牽引し、所有していることが「クルマ好きの間でも一目置かれる」レベルの車種です。 LXほどの威圧感はありませんが、よりスポーティであったり、タフであったりと、キャラクターが際立っています。

トヨタ ランドクルーザー300

引用 : メーカーHP

世界が欲しがる「生きて帰ってこられる」車

もはや説明不要の存在と言えるのが「ランクル300」です。 発売直後から注文が殺到し、数年待ちという異常事態を巻き起こした伝説のモデルです。 筆者の知人にも多くのオーナーがいますが、彼らが口を揃えて言うのは「どこへ行ってもランクル300は別格扱いされる」ということです。

GRスポーツグレードに見られる、タフで機能的なデザインは、都会のビル群の中でも、大自然の中でも、圧倒的な「本物感」を漂わせます。

ランドクルーザー300の主な諸元

項目 内容
全長 / 全幅 / 全高 4,950〜4,985mm / 1,980〜1,990mm / 1,925mm
エンジン 3.5L V6 ガソリンターボ / 3.3L V6 ディーゼルターボ
最高出力(ガソリン) 415ps
駆動方式 フルタイム4WD
価格 510万円〜800万円(※新車定価)

メリットとデメリット

  • 良い点:資産価値が極めて高く、購入価格以上で売れることすらある。世界一の耐久性と信頼性。ディーゼルモデルの分厚いトルク。
  • 悪い点:盗難リスクが非常に高く、セキュリティ対策が必須。あまりの人気に抽選販売が多く、欲しくても買えない。

レクサス GX550

「高級な道具」を体現した最新鋭

今、最も「ドヤれる」旬な一台を挙げるなら、このレクサスGX550でしょう。 これまでのレクサスSUVはどちらかと言えば「都会的」なデザインが主流でしたが、新型GXは「ザ・オフローダー」というべきスクエアで無骨なスタイルに舵を切りました。

この「あえての無骨さ」が、目の肥えた富裕層に刺さっています。 筆者も実車を所有していますが、駐車場での注目度はLXを凌ぐことすらあります。

レクサス GX550の主な諸元

項目 内容
全長 / 全幅 / 全高 4,950mm / 1,980mm / 1,925mm
エンジン 3.5L V6 ツインターボ
最高出力 353ps
タイヤサイズ 18インチ(OVERTRAIL)〜22インチ
価格 1,235万円〜

メリットとデメリット

  • 良い点:トレンドの「角張った」デザインが最高にクール。レクサス最新のインターフェース。ランクル250より遥かに上質なインテリア。
  • 悪い点:全幅が1,980mmと広く、狭い道での取り回しには神経を使う。燃費効率は期待できない。

レクサス RX500h “F SPORT Performance”

都市型ラグジュアリーSUVの完成形

ドヤれるのはオフローダーだけではありません。 レクサスRXは、都会で洗練された生活を送るユーザーにとって最強の武器になります。 特に「500h」は、2.4Lターボハイブリッドに「DIRECT4」という高度な駆動制御を組み合わせた、走りのフラッグシップです。

流麗な「スピンドルボディ」のデザインは、高級ホテルのエントランスに最も似合う一台と言えるでしょう。

レクサス RX500hの主な諸元

項目 内容
全長 / 全幅 / 全高 4,890mm / 1,920mm / 1,695mm
パワートレイン 2.4L ターボハイブリッド
システム最高出力 371ps
0-100km/h加速 6.2秒
価格 900万円〜

メリットとデメリット

  • 良い点:SUVとは思えない鋭い加速とハンドリング。最新の安全装備と予防安全技術。都会での高いブランドイメージ。
  • 悪い点:後席の頭上空間がオフローダー系に比べるとややタイト。LXやGXに比べるとリセールの爆発力は控えめ。

Tier B:センスが光る「洗練」の実力派

Tier Bにランクインする車種は、ステータス、デザイン、コストパフォーマンスのバランスが最も優れているラインです。 「あえてこれを選んだ」というオーナーのこだわりを感じさせる車たちが揃っています。

トヨタ ランドクルーザー250

ランクルの本流を継承するニューリーダー

プラドの後継として登場したランクル250は、300よりも「実用性」と「ヘリテージ」を重視したモデルです。 丸目ライトの特別仕様車や、カスタマイズの幅広さは、ファッショナブルにSUVを乗りこなしたい層に絶大な人気を誇ります。

筆者も試乗しましたが、300に比べてボディが扱いやすく、日常使いでのストレスが少ないのが印象的でした。

ランドクルーザー250の主な諸元

項目 内容
全長 / 全幅 / 全高 4,925mm / 1,980mm / 1,935mm
エンジン 2.8L ディーゼルターボ / 2.7L ガソリン
駆動方式 フルタイム4WD
燃費(WLTC) 11.0km/L(ディーゼル)
価格 520万円〜735万円

メリットとデメリット

  • 良い点:丸目・角目を選べる遊び心のあるデザイン。ランクルブランドとしての安定感。最新の「GA-F」プラットフォームによる高い剛性感。
  • 悪い点:内装にプラスチック感が残る部分があり、レクサスと比べると高級感に欠ける。車幅が300と変わらないため、取り回しはやはり大変。

トヨタ クラウンスポーツ

SUVの既成概念を壊す「美しすぎる」造形

「これがクラウン?」という衝撃を世界に与えたのがクラウンスポーツです。 フェラーリ・プロサングエを彷彿とさせるとも言われるそのフォルムは、国産SUVの中でも突出してエモーショナルです。

「ドヤれる」ポイントは、その「圧倒的なデザイン」です。 スポーティでワイド&ローな構えは、流行に敏感な人々からの視線を独占します。

クラウンスポーツの主な諸元

項目 内容
全長 / 全幅 / 全高 4,720mm / 1,880mm / 1,565mm
パワートレイン 2.5L ハイブリッド / PHEV
タイヤサイズ 21インチ
駆動方式 E-Four
価格 590万円〜765万円

メリットとデメリット

  • 良い点:誰が見ても「カッコいい」と思わせる外観。クイックなハンドリングで運転が楽しい。全高が低めでタワーパーキングにも対応しやすい。
  • 悪い点:デザイン優先のため、後席と荷室はかなり狭い。クラウン特有の「重厚感」を期待すると少し肩透かしを食う。

レクサス NX450h+

知的な選択を感じさせる電動化SUV

レクサスの屋台骨を支えるNXの中でも、PHEVモデルである「450h+」は別格です。 環境への配慮と、圧倒的な静粛性、そして必要十分なステータス。 「単に派手な車が好きなわけではなく、技術や効率を重視している」という知的なイメージを演出できます。

レクサス NX450h+の主な諸元

項目 内容
全長 / 全幅 / 全高 4,660mm / 1,865mm / 1,660mm
EV走行距離 88km
システム最高出力 309ps
駆動方式 E-Four
価格 729万円〜765万円

メリットとデメリット

  • 良い点:電気のみで80km以上走れるため、日常域ではほぼBEVとして使える。サイズ感が日本で使うにはベスト。高いリセールバリュー。
  • 悪い点:人気車種ゆえに、街中での遭遇率が高い。「自分だけの一台」という特別感はやや薄い。

Tier C:納得の選択、手の届く贅沢

Tier Cは、大衆車とは一線を画す高級感を持ちながらも、手が届きやすく実用性に優れたモデルです。 しかし、そのクオリティは決して低くなく、満足度の高い車たちです。

トヨタ ハリアー(PHEV/ハイブリッド)

高級SUVの先駆者、安定のブランド

ハリアーは、日本における「高級SUV」というジャンルを確立した功労者です。 最新モデルでもその艶やかなデザインは健在で、特にインテリアの質感は、同価格帯の輸入車を凌駕することもあります。

「レクサスほど気取らず、でも高級な車に乗りたい」という層にとって、これ以上の選択肢はありません。

トヨタ ハリアーの主な諸元

項目 内容
全長 / 全幅 / 全高 4,740mm / 1,855mm / 1,660mm
パワートレイン 2.0L ガソリン / 2.5L ハイブリッド / 2.5L PHEV
燃費(WLTC) 22.3km/L(ハイブリッドFF)
価格 312万円〜620万円

メリットとデメリット

  • 良い点:内装のソフトパッドやステッチの使い方が非常に上手い。乗り心地がしなやかで疲れにくい。リセールバリューが極めて安定している。
  • 悪い点:あまりに売れすぎているため、「ドヤれる」という意味での希少性は皆無。中身はRAV4と共通の部分が多く、走りの質感には限界がある。

レクサス LBX

高級車の概念を変える「サイズのヒエラルキーを超えた」一台

「高級車=大きい」という古い価値観を打ち破るべく登場したのがLBXです。 ヤリスクロスをベースにしながらも、ボディパネルから内装の素材に至るまで徹底的にレクサスクオリティが注ぎ込まれています。

あえて小さな車を高級に仕立てて乗るというスタイルは、ヨーロッパ的な「大人の余裕」を感じさせます。

レクサス LBXの主な諸元

項目 内容
全長 / 全幅 / 全高 4,190mm / 1,825mm / 1,545mm
エンジン 1.5L 直列3気筒 ハイブリッド
タイヤサイズ 18インチ
最小回転半径 5.2m
価格 460万円〜576万円

メリットとデメリット

  • 良い点:コンパクトなので狭い都心の道でもスイスイ走れる。レクサスらしい高い静粛性。「ビスポーク・ビルド」を選べば自分だけの内装が作れる。
  • 悪い点:後席と荷室は驚くほど狭く、ファミリーユースには向かない。3気筒エンジンの振動が、レクサスとして気になる場面がある。

徹底比較!ドヤれるSUV 諸元・数値まとめ

ここでは、紹介したTOP10車種のうち、特に比較されやすい上位車種の数値を一覧表にしました。 購入を検討する際の具体的な判断材料にしてください。

主要諸元 比較表

車種 全長(mm) 全幅(mm) 最高出力(ps) 価格帯(万円) ステータス性
センチュリーSUV 5,205 1,990 412 2,500〜 ★★★★★
レクサス LX600 5,100 1,990 415 1,250〜 ★★★★★
ランクル300 4,985 1,990 415 510〜800 ★★★★☆
レクサス GX550 4,950 1,980 353 1,235〜 ★★★★☆
レクサス RX500h 4,890 1,920 371 900〜 ★★★★☆
ランクル250 4,925 1,980 204(D) 520〜735 ★★★☆☆
クラウンスポーツ 4,720 1,880 234(HEV) 590〜765 ★★★☆☆
レクサス NX450h+ 4,660 1,865 309 729〜765 ★★★☆☆
ハリアーPHEV 4,740 1,855 306 312〜620 ★★☆☆☆
レクサス LBX 4,190 1,825 136 460〜576 ★★☆☆☆

筆者が教える「ドヤり」を加速させる選び方の極意

単にランキング上位の車を買うだけでは、真の「ドヤり」は完成しません。 ここでは、モータージャーナリストとして、また多くの高級車を乗り継いできたオーナーとしての視点から、さらに一歩踏み込んだ選び方を解説します。

「あえて」のグレード選びがセンスを生む

例えば、ランドクルーザー300であれば、豪華な「ZX」ではなく、競技車両のベースにもなる「GR SPORT」を選ぶ。 これによって、「単に高い車を買った成金」ではなく、「ランクルの本質を理解しているクルマ好き」というストーリーが生まれます。

レクサスGXにおいても、大径ホイールの高級仕様ではなく、あえて18インチのオールテレーンタイヤを履いた「OVERTRAIL」グレードを選ぶ。 この「本格派」というスパイスが、周囲に与える印象をより深いものにします。

資産価値(リセールバリュー)という最強のドヤポイント

「この車、実は売る時も買った時とほとんど同じ値段で売れるんだよね」 この一言ほど、合理的な成功者を感じさせる言葉はありません。 トヨタ・レクサスのSUVがドヤれる最大の要因は、世界中での圧倒的な需要に支えられた「資産性」です。

特にランクルシリーズやLXは、数年乗っても価値が落ちない、あるいは上がることもあります。 これは高級外車にはなかなか真似できない芸当です。 「高い車を消費する」のではなく「資産を移動させる」という感覚。 これこそが、賢い大人だけが味わえる究極のドヤり方なのです。

SUV選びで後悔しないための注意点

ステータス性ばかりに目を奪われると、納車後に「こんなはずじゃなかった」と後悔することになりかねません。 以下のポイントは必ずチェックしておきましょう。

1. 駐車環境の確認(特に全幅と全高)

今回紹介した上位車種の多くは全幅が1,900mmを超えます。 一般的なマンションのパレット式駐車場は全幅1,850mm制限が多く、まず入りません。 また、全高も2m近いモデルが多いため、出先のショッピングモールの駐車場で苦労することもあります。

2. 維持費と燃料代

「ドヤれる」上位モデルの多くは、大排気量のガソリンターボエンジンを搭載しており、ハイオク指定です。 実燃費はリッター5〜8km程度になることも珍しくありません。 また、タイヤサイズが20インチを超えると、タイヤ交換費用だけで数十万円が飛んでいきます。 ステータスを維持するには、それ相応のランニングコストがかかることを覚悟しておきましょう。

3. 盗難対策

トヨタ・レクサスの人気SUVは、残念ながら「盗難ランキング」でも上位の常連です。 純正のセキュリティだけでは不十分な場合が多く、指紋認証やCan-Invader対策、物理的なハンドルロックなど、追加の対策は必須です。

トヨタとレクサス、どちらを選ぶべきか?

「トヨタの最上位とレクサス、どっちがいいの?」という質問もよく受けます。 筆者の結論はこうです。

  • トヨタが向いている人:歴史や「本物」の道具感に価値を感じる人。ブランド名よりも、その車が持つストーリー(ランクル伝説など)を愛せる人。
  • レクサスが向いている人:購入体験からアフターサービスまで、トータルでの「おもてなし」を求める人。洗練された都会的なイメージを大切にしたい人。

レクサスディーラーのラウンジを利用できる権利や、オーナー限定のイベントに参加できるという付加価値は、トヨタ車では得られない特別な体験です。 車そのものだけでなく、それを取り巻くライフスタイルをどう彩りたいかで決めるのが正解です。

まとめ:あなたに最適な「ドヤれる一台」はどれか

ここまでレクサス・トヨタのドヤれるSUV TOP10を解説してきました。 最後に、目的別のおすすめをまとめます。

  • 唯一無二の絶対的王座を狙うなら:センチュリー(SUVタイプ)
  • 世界最強のオフロードステータスなら:レクサス LX600 / ランドクルーザー300
  • 最新のトレンドとセンスをアピールするなら:レクサス GX550 / クラウンスポーツ
  • 都会的なインテリジェンスを見せるなら:レクサス RX500h / NX450h+
  • 賢い資産運用とステータスを両立するなら:ランドクルーザー250 / ハリアー

車の価値は、カタログ数値だけでは測れません。 その車があなたのライフスタイルにどう溶け込み、あなた自身をどう表現してくれるか。 今回紹介した車種は、どれを選んでも素晴らしい所有体験をもたらしてくれるはずです。

この記事が、あなたの最高の一台選びの参考になれば幸いです。 モータージャーナリストとして、皆様が素敵なカーライフを送れることを心から応援しております。

筆者情報

筆者: モータージャーナリスト兼コラムニストとして活動。慶應大学卒業後、大手自動車会社に就職。車両開発に携わり、その後出版業界へ転身。自動車ジャーナリストへの憧れから独立し、現在に至る。愛車はレクサスLFA、日産GTR R34など。最新のSUVからクラシックカーまで幅広く精通し、独自の視点での車両評価には定評がある。