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Switch 2

首都高バトルの収録車種一覧|車種名と年式をメーカー毎に解説

ゲームジャーナリストの桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、18年ぶりに復活を遂げた伝説のレースゲーム「首都高バトル」に、どのような車種が収録されているのか、その全貌が気になっていることでしょう。 自分の好きなメーカーのあの車は使えるのか、憧れの名車で首都高を駆け抜けられるのか、購入前にしっかりと確認しておきたいですよね。

この記事を読み終える頃には、首都高バトルに収録されている車種についての疑問が解決し、どのマシンで首都高の頂点を目指すか、胸を躍らせているはずです。

記事のポイント

  • 全収録車種をメーカー別に完全網羅
  • 年式も記載した見やすい表形式で紹介
  • ゲームの概要から最新情報まで徹底解説
  • 快適なプレイを実現する詳細な設定ガイド
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首都高バトル 収録車種一覧【メーカー別総まとめ】

お待たせしました。 それでは早速、首都高バトルに収録されている車種をメーカー別に、年式を記載した表形式でご紹介します。 本作では、国産スポーツカーを中心に、誰もが知る名車から少しマニアックな車種まで、幅広くラインナップされています。 早期アクセス版で確認されている車種に加え、製品版での追加が発表された新車種も含まれています。 あなたの愛車や憧れの1台がきっと見つかるはずです。

トヨタ(TOYOTA)

世界に誇る日本のトップメーカー、トヨタ。 スポーツカーの代名詞である「スープラ」や、ドリフトシーンで絶大な人気を誇る「ハチロク」ことAE86、そして最新のGRシリーズまで、新旧問わず魅力的なマシンが揃っています。 バランスの取れた性能を持つ車種が多く、初心者から上級者まで扱いやすいのが特徴です。

車種名 年式
スープラ RZ (JZA80) 1997
スープラ 2.5GT ツインターボ R (JZA70) 1990
GRスープラ RZ (DB42) 2019
GR86 RZ (ZN8) 2021
86 GT (ZN6) 2012
GRヤリス RZ “High performance” (GXPA16) 2020
MR2 GT-S (SW20) 1996
アルテッツァ RS200 (SXE10) 1998
セリカ GT-FOUR (ST205) 1994
チェイサー ツアラーV (JZX100) 1998
マークII ツアラーV (JZX100) 1996
ソアラ 2.5GT-T (JZZ30) 1996
カローラレビン BZ-R (AE111) 1997
スプリンタートレノ GT APEX (AE86) 1983

日産(NISSAN)

トヨタと並ぶ日本の自動車業界の巨人、日産。 「GT-R」シリーズの圧倒的な存在感は、このゲームでも健在です。 フェアレディZやシルビアといった、スポーツカーの歴史を語る上で欠かせない名車たちも多数収録。 パワフルなエンジンを搭載した車種が多く、首都高のストレートでライバルを置き去りにする快感を味わえます。

車種名 年式
GT-R NISMO (R35) 2017
スカイライン GT-R V-spec II (BNR34) 2000
スカイライン GT-R V-spec (BCNR33) 1997
スカイライン GT-R (BNR32) 1994
フェアレディZ Version ST (Z34) 2008
フェアレディZ 300ZX ツインターボ (Z32) 1998
シルビア K’s (S15) 1999
シルビア K’s (S14) 1996
シルビア K’s (S13) 1991
180SX TYPE X (RPS13) 1996
シルエイティ 1998
パルサー GTI-R (RNN14) 1992

ホンダ(HONDA)

F1をはじめとするモータースポーツの世界で培われた技術力を誇るホンダ。 高回転まで気持ちよく吹け上がるVTECエンジンは、多くのファンを魅了します。 「NSX」や「シビック TYPE R」、「インテグラ TYPE R」など、”走る楽しさ”を追求したピュアスポーツカーが揃っています。 軽量なボディと優れたハンドリング性能で、首都高のテクニカルなコーナーを制圧しましょう。

車種名 年式
NSX-R (NA2) 2002
NSX (NA1) 1990
シビック TYPE R (FK8) 2017
シビック TYPE R (FD2) 2007
シビック TYPE R (EK9) 1997
インテグラ TYPE R (DC5) 2004
インテグラ TYPE R (DC2) 1998
S2000 (AP2) 2005
S2000 (AP1) 1999
プレリュード SiR (BB6) 1996
CR-X SiR (EF8) 1989

マツダ(MAZDA)

ロータリーエンジンという唯一無二の技術を持つマツダ。 その象徴である「RX-7」シリーズは、今なお多くのファンを持つ伝説的なマシンです。 軽快な走りが魅力の「ロードスター」も収録されており、人馬一体のドライブフィールを体感できます。 独特のエンジンサウンドとシャープなハンドリングで、ライバルを魅了し、そして打ち負かす走りを展開できます。

車種名 年式
RX-7 Spirit R Type A (FD3S) 2002
RX-7 Type R (FD3S) 1991
SAVANNA RX-7 GT-X (FC3S) 1990
RX-8 Type S (SE3P) 2003
ロードスター RS (ND5RC) 2015
ロードスター RS (NB8C) 2000
ユーノスロードスター (NA6CE) 1989
マツダスピード アテンザ (GG3P) 2005

三菱(MITSUBISHI)

ラリーの世界でその名を轟かせた三菱。 4WDターボの代名詞「ランサーエボリューション」シリーズは、その圧倒的な加速力と安定性で、首都高でも猛威を振るいます。 三菱が誇るハイテクスポーツクーペ「GTO」も収録。 どんな天候や路面状況でも安定した速さを発揮できるマシンは、心強い相棒となるでしょう。

車種名 年式
ランサーエボリューション IX MR GSR (CT9A) 2006
ランサーエボリューション VIII MR GSR (CT9A) 2004
ランサーエボリューション VI GSR (CP9A) 1999
ランサーエボリューション III GSR (CE9A) 1995
GTO ツインターボ (Z16A) 1998
FTO GP Version R (DE3A) 1997
エクリプス GSR-4 (D32A) 1995

スバル(SUBARU)

三菱と同じくラリーシーンを席巻したスバル。 独自の水平対向エンジンとシンメトリカルAWDシステムが生み出す「インプレッサ WRX STi」の走りは、唯一無二です。 FRスポーツの「BRZ」や、スタイリッシュなクーペ「アルシオーネSVX」もラインナップ。 独特のボクサーサウンドを響かせながら、安定したコーナリングでライバルとの差を広げていきましょう。

車種名 年式
インプレッサ WRX STi (GDB-F) 2005
インプレッサ WRX STi (GDB-A) 2000
インプレッサ WRX STi Version VI (GC8) 1999
BRZ S (ZC6) 2012
レガシィ B4 2.0GT spec.B (BL5) 2003
アルシオーネSVX Version L (CXD) 1991

レクサス(LEXUS)

トヨタが展開する高級車ブランド、レクサス。 本作では製品版からの新規メーカーとして参戦が発表されており、多くのファンが歓喜しました。 サーキットで鍛え上げられたハイパフォーマンスモデル「RC F」などが収録されると予想され、ラグジュアリーさとスポーティーさを兼ね備えた走りが期待されます。

※現在、公式SNS等で順次公開中です。 確定次第、更新していきます。

スズキ(SUZUKI)

軽自動車やコンパクトカーで高い技術力を持つスズキ。 「スイフトスポーツ」は、その軽量なボディとパワフルなエンジンで、格上のマシンをも脅かす存在です。 小回りの利くコンパクトなボディは、首都高の複雑なジャンクションで有利に働く場面もあるでしょう。

車種名 年式
スイフトスポーツ (ZC33S) 2017
カプチーノ (EA21R) 1995

首都高バトルとは? 18年ぶりに復活した伝説のレースゲーム

そもそも「首都高バトル」がどのようなゲームなのか、初めて触れる方のために解説します。

このシリーズは、1994年にスーパーファミコンで第1作が発売されて以来、多くのゲームファンを熱狂させてきたレースゲームです。 その最大の特徴は、サーキットではなく「深夜の首都高速道路」を舞台に、非合法なストリートレースを繰り広げるという、スリリングで背徳的な世界観にあります。

SP(スピリットポイント)バトルシステム

首都高バトルの代名詞とも言えるのが「SP(スピリットポイント)バトル」という独自のシステムです。 これは、一般的なレースゲームのようにゴールラインを目指すのではなく、相手との距離や接触によって互いの精神力(SP)を削り合い、先に相手のSPをゼロにした方が勝利、というルールです。 先行する車の後ろに付き続けることでプレッシャーを与えてSPを削ったり、接触してダメージを与えたりと、純粋な速さだけでなく、駆け引きの要素が非常に重要になります。 この緊張感あふれるバトルシステムが、多くのプレイヤーを虜にしてきました。

リアルな首都高の再現とチューニングの深さ

もう一つの魅力は、レーザースキャンなどを用いて緻密に再現された首都高速道路のコースです。 見慣れた看板や夜景の中を、時速200kmオーバーで駆け抜ける非日常感は、他のゲームでは味わえません。 また、登場する車種はすべて実在するもので、エンジンチューンからエアロパーツの装着、カラーリングやステッカーによるドレスアップまで、非常に自由度の高いカスタマイティーゼーションが可能です。 自分だけの最強マシンを作り上げ、首都高の頂点を目指すのが、このゲームの醍醐味なのです。

首都高バトル最新作 製品版の進化ポイント

本作は、2024年1月に早期アクセス版としてSteamでリリースされ、多くのプレイヤーから高い評価を得ました。 そして、ついに**2025年9月25日(木)**に製品版がリリースされることが決定しました。 ここでは、早期アクセス版から製品版で何が進化するのか、判明している情報をまとめます。

早期アクセス版と製品版の価格比較

まず注目すべきは価格です。 現在(早期アクセス期間中)に購入すれば、製品版に無料でアップグレードされるため、非常にお得です。 購入を検討している方は、早めの決断をおすすめします。

バージョン 販売価格(税込) 備考
早期アクセス版 3,960円 製品版へ無料アップグレード
製品版 6,600円 2025年9月25日発売

製品版での主な追加・変更要素

製品版では、早期アクセス版をプレイしたユーザーからのフィードバックを反映し、様々な要素が追加・調整されます。

  1. 新車種の追加
    • ホンダやレクサスといった新規メーカーを含む、多数の新車種が追加されます。公式SNSで順次公開されており、ファンの期待が高まっています。
  2. 新パーツの追加
    • 国内の有名パーツメーカー25ブランドが追加収録されると報じられています。これにより、ホイールやエアロパーツなど、カスタマイズの幅がさらに広がります。
  3. 新章の追加
    • 早期アクセス版では短めだったストーリーモードに、新たなシナリオが追加されます。より手強いライバルたちとの熱いバトルが待っていることでしょう。
  4. ライバルの追加
    • ストーリーを彩る個性的なライバルたちがさらに追加されます。
  5. 各種調整
    • プレイヤーからのフィードバックを基に、ゲームバランスや操作性などが改善されます。
  6. リプレイ機能の追加(リリース後アップデート)
    • 多くの要望があったリプレイ機能は、製品版リリース後のアップデートで追加予定です。自分の走りを客観的に見返したり、ライバルとの激闘を記録したりできるようになります。

実装が見送られた機能

一方で、「Steamレコードランキング」機能は、十分なチート対策を確保できないという理由で、今回は実装が見送られることになりました。 オンラインでのタイムアタック競争を楽しみにしていた方には残念なお知らせですが、公平性を重視した結果と言えるでしょう。

首都高バトル 快適なプレイのための操作設定ガイド

本作はPC(Steam)専用タイトルということもあり、ゲームパッドだけでなく、キーボード&マウス、さらにはハンドルコントローラー(ハンコン)でのプレイにも対応しています。 それぞれの操作方法に特徴があるため、自分に合った設定を見つけることが、首都高を制する第一歩です。 ここでは、各デバイスのおすすめ設定を詳しく解説します。

ゲームパッドでの設定

最も手軽で多くの人が選ぶであろう操作方法です。 しかし、デフォルト設定のままだと、少しの入力で車がクイックに動きすぎてしまい、安定した走行が難しいと感じるかもしれません。 以下の設定を試してみてください。

  • ハンドリングのデッドゾーン: 8前後(デフォルト値)で問題ありませんが、スティックの遊びが大きいと感じる場合は少し下げてみましょう。
  • ハンドリングの戻り時間: 0に設定します。これにより、ステアリングを切った後の戻りがスムーズになります。
  • ハンドリングの反応時間: これが最も重要な項目です。デフォルトだとかなり低い位置にありますが、真ん中あたりまで上げることをおすすめします。数値を上げるほど、ステアリングの反応が穏やかになり、ピクピクとした動きが抑えられ、スムーズなコーナリングが可能になります。

特に、フルブレーキングしながらのコーナリングはパッド操作では難易度が高いため、コーナー手前でしっかりと減速する意識が重要です。

キーボード&マウスでの設定

意外かもしれませんが、本作はキーボードでの操作性も良好です。 WASDキーでアクセル・ブレーキ・ステアリングを操作します。 パッドのように微妙な舵角調整は難しいものの、キーを「チョン、チョン」と小刻みに連打することで、驚くほどスムーズな車線変更やコーナリングが可能です。 ゲームパッドを持っていないPCゲーマーでも、十分に楽しめるでしょう。 シフトアップ・ダウンをマウスの左右クリックに割り当てるなど、自分好みにカスタマイズするのも一興です。

ハンドルコントローラー(ハンコン)での設定

レースゲームを最大限に楽しみたいなら、ハンコンでのプレイは外せません。 本作は早期アクセス初日からハンコンに対応しており、その没入感は格別です。 ただし、最適な設定を行うためにはいくつかのポイントがあります。

  • 公式推奨設定:
    • ハンドリングの反応時間: 0
    • ハンドリングの戻り時間: 0
    • ハンドル打角補正: オフ
    • 各種デッドゾーン: 0 この設定により、ハンコンの操作がダイレクトにゲームへ反映されるようになります。
  • 注意点:ゲームパッドとの併用 ハンコンとゲームパッドを両方PCに接続した状態でゲームを起動すると、アクセルやブレーキの認識が外れるといった不具合が報告されています。 ハンコンでプレイする際は、必ず事前にゲームパッドをPCから取り外してください。 これだけで多くの問題が解決します。
  • 現状の課題 早期アクセス版の段階では、FFB(フォースフィードバック)が正常に機能していない不具合が確認されています(公式も把握済みで修正中)。 また、クラッチ操作や車内視点にも対応していませんが、これらは今後のアップデートでの対応が期待されます。 FFBがなくても、パッド操作に比べてブレーキングしながらのコーナー進入などが格段にスムーズに行えるため、ハンコンを持っているならぜひ試してほしい操作方法です。

まとめ

今回は、18年ぶりに復活した伝説のレースゲーム「首都高バトル」の収録車種一覧を中心に、ゲームの魅力や製品版での進化点、そして快適なプレイのための設定方法まで、詳しくレビューしました。

  • トヨタ、日産、ホンダなど国産メーカーの人気スポーツカーが勢揃い
  • 製品版では新車種・新パーツが追加され、さらにボリュームアップ
  • パッド、キーボード、ハンコン、自分に合った操作方法で楽しめる
  • 早期アクセス版の購入が断然お得

本作は、かつてシリーズに熱中したベテランファンはもちろん、リアルなストリートレースの世界に興味がある新規プレイヤーにも、自信を持っておすすめできる作品です。 この記事で紹介した車種リストを参考に、あなたの相棒となる一台を見つけ、自分だけのチューニングとカスタマイズを施して、深夜の首都高に繰り出してみてください。 そこに待っているのは、ライバルたちとの手に汗握るSPバトルと、首都高の頂点を目指すという、最高にスリリングな体験です。