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Switch 2

【スイッチ2】プロコンとプロコン2の違いまとめ|買い替える価値があるか徹底解説

Nintendo Switch 2が登場し、同時に発売された「プロコン2」に注目が集まっています。

引用 : ニンテンドーオンライン(https://www.nintendo.com/jp/index.html)

すでに前モデル「プロコン」を所有しているユーザーにとって、「本当に買い替える価値があるのか?」という疑問はごく自然なものです。

本レビューでは、プロコンとプロコン2の違いを徹底的に比較し、それぞれの機能や使用感、価格差まで深掘り。

プロコン2を選ぶべきかどうか、迷っている方にとって参考になること間違いなしなので最後までお読みください。

記事のポイント

  • 背面ボタン・Cボタンなど、プロコン2で追加された新機能
  • 操作感・静音性・グリップ性など使用感の変化
  • バッテリー性能や振動機能など仕様の違い
  • 「買い替えるべき人」「買い替えなくていい人」の判断基準

プロコン2の進化ポイントまとめ

背面ボタンで操作の幅が広がる

プロコン2最大の特徴のひとつが、新搭載のGL・GR背面ボタンです。

この背面ボタンは、ユーザーのプレイスタイルに応じて自由にカスタマイズでき、操作の自由度が格段に向上します。

直感的な操作が可能に

たとえば、右スティックの押し込み操作(R3)を右背面ボタンに割り当てれば、親指をスティックから離さずに操作可能。これにより、ターゲットカメラや必殺技などの発動が格段にスムーズになります。

よく使う動作を割り当てて快適性向上

「ジャンプ」や「しゃがみ」「リロード」など、頻繁に使うボタンを背面に設定すれば、自然な手の動きで対応でき、素早く正確な操作が可能になります。特にFPSやアクションゲームでは、勝率にも直結するポイントです。

ゲームごとにプロファイル保存

プロコン2では、ゲームごとに背面ボタンの設定を保存できるため、『マリオカート』『スプラトゥーン』『ゼルダ』など、それぞれに最適な配置を用意しておくことができます。これにより、毎回設定をやり直す手間も省けます。

うっかり誤操作への注意も必要

ただし、背面ボタンは握り込む位置にあるため、慣れないうちはうっかり押してしまうことも。重要な操作(たとえばアイテム使用やメニュー呼び出し)を背面に設定すると、誤操作によるミスが生まれやすいので、割り当てには工夫が必要です。

総じて、背面ボタンは使いこなせば非常に強力な武器になります。手元の動きを最小限に抑えつつ、プレイ精度を向上させたい中〜上級者には特におすすめの機能です。

Cボタンでチャットや共有が即時に

正面に配置された新しいCボタンは、ゲームチャットや画面共有などのメニューをワンタッチで開くことが可能です。これにより、コミュニケーションを要するオンラインゲームでの操作性が格段に向上しています。

ワンタッチでチャット機能へアクセス

Cボタンを押すことで即座にチャットメニューが展開されるため、ゲームの合間に設定画面を探し回る手間が省けます。とくに対戦型オンラインゲームでは、タイミングが重要な場面で迅速にチャット操作ができることは大きなアドバンテージです。

音声ミュートや通話開始もスムーズに

ボイスチャット機能を利用している場合、ミュートや通話開始といった操作もCボタンひとつで可能。これにより、周囲の音が気になる場面や、とっさの対応が必要な場面でも瞬時に切り替えることができます。

チーム戦や協力プレイとの相性抜群

『スプラトゥーン』や『フォートナイト』など、チームで連携を取るゲームにおいて、Cボタンは戦術的なコミュニケーションを円滑にするための強力なツールになります。従来のコントローラーではできなかった素早い指示出しが実現され、勝敗を左右するシーンでも役立ちます。

今後のアップデートで機能拡張の可能性も

任天堂は今後、Cボタンに対応した追加機能やアプリとの連携を行う可能性も示唆しており、将来的にはチャット以外の用途にも広がる余地があります。ユーザーの使い方次第でさらに便利に進化するボタンと言えるでしょう。

Cボタンは単なる補助ボタンではなく、現代のゲーム環境において重要な役割を担う存在です。とくにコミュニケーションを重視するプレイヤーにとっては、手放せない機能のひとつになる可能性があります。

ヘッドホンマイク端子の追加で快適性アップ

プロコン2には新たに3.5mmのヘッドホンマイク端子が追加されており、音声入出力がコントローラー本体から可能になりました。これにより、使用シーンに応じた柔軟なプレイスタイルが実現します。

本体に依存しない音声環境

従来のSwitchでは音声出力が本体やテレビ、またはドックを経由していましたが、プロコン2では直接コントローラーにヘッドホンを接続できるため、よりパーソナルな音環境を実現。周囲に配慮した深夜のプレイにも最適です。

ゲームチャットとの連携向上

マイク付きイヤホンを接続すれば、そのままボイスチャットも可能。『スプラトゥーン』や『スマブラ』など、リアルタイムの連携が重要なゲームにおいて、音声通話の即応性が向上します。

ポータブルプレイとの相性抜群

Switch 2のテーブルモードや外出先でのプレイ時にも、ヘッドホン端子付きのプロコン2なら高音質・低遅延でゲーム音を楽しめるため、より没入感の高いプレイ体験を提供します。

今後のアップデート対応も期待

今後、音声関連のシステムアップデートによっては、ノイズキャンセリングやイコライザー機能との連携も期待されており、オーディオ面での拡張性も魅力のひとつとなっています。

この端子の追加は単なる便利機能にとどまらず、プレイ環境そのものの質を底上げする要素となっています。

質感とグリップ性の向上

プロコン2では、見た目・手触りともに旧モデルから大きく刷新されており、より洗練されたデザインと機能性の向上が両立されています。

高級感あるマット仕上げ

旧プロコンは光沢仕上げで、照明の反射や指紋が目立ちやすいのが欠点でした。プロコン2はマットな塗装が施されており、落ち着いた印象を与えるだけでなく、指紋や皮脂の付着も軽減。視覚的にも触感的にも上質さが感じられます。

一体型グリップ構造でフィット感アップ

グリップ部分は新たに一体型成型に変更。従来の分割構造では気になっていたつなぎ目がなくなったことで、手にしっかりフィットし、長時間のプレイでもストレスを感じにくい形状になっています。

滑りにくく、安定した操作性

マット質感と一体型構造の相乗効果で、手汗や摩擦に強くなり、滑りにくさが向上。これにより、動きの激しいゲームプレイでも安定感を保ちやすくなりました。

プロコン2の質感・グリップ性の改良は、単なる見た目の変化にとどまらず、実際の操作性や快適性にも直結する進化といえるでしょう。

静音設計の新スティック

プロコン2では、これまでのスティック構造を見直し、静音性と操作性の両立を実現する「エアリアルスティック」が新たに採用されています。

カチャカチャ音の軽減

旧プロコンではスティックを倒しきった際のクリック音が大きく、特に夜間やチャット中のプレイでは気になるポイントでした。エアリアルスティックではこの音がほぼ解消され、周囲への配慮も容易に。

滑らかなスティック動作

摩擦が少なく滑らかな操作感により、エイムの微調整や繊細なスティック操作が必要なゲームでのパフォーマンスが向上。『ゼルダ』や『スプラトゥーン』など、精密な動作が求められる場面でも違いを実感できます。

操作の反応性も健在

静音性を高めつつ、スティックの入力反応速度や精度は旧モデルと同等以上。入力遅延の心配もなく、快適な操作性を維持しています。

静音スティックは、周囲の環境に気を使うユーザーや、よりスムーズなプレイフィールを求める方にとって大きなアドバンテージとなります。

HD振動の進化

プロコン2に搭載されたHD振動は、従来よりも繊細かつパワフルな振動表現が可能となり、ゲームの臨場感をさらに引き上げています。

より力強く重厚なフィードバック

振動の強さそのものが向上しており、たとえばカーレースゲームでの加速感や衝突時の衝撃、爆発時の揺れなどが手のひらを通してダイレクトに伝わってきます。物理的な没入感が大きく進化しました。

精密な触感表現が可能に

強さだけでなく、細やかな変化も表現可能になっており、水面の揺れや細かい振動まで感じ取ることができます。これにより、ゲーム世界のリアリティが一層高まりました。

ソフト側の対応次第で真価を発揮

HD振動の性能を最大限に活かすには、ソフト側での最適化が不可欠ですが、近年の任天堂タイトルや一部のサードパーティ作品ではしっかりと対応されており、今後の展開にも期待が持てます。

プロコン2のHD振動は、単なる「手応え」を超えて、プレイヤーの感覚に直接働きかける新しい体験を提供してくれます。

価格と仕様の違い

プロコンの価格は税込7,678円に対し、プロコン2は9,980円とやや高額です。この価格差に疑問を抱く方も多いかもしれませんが、機能面や設計の進化を踏まえると、納得のいく理由が存在します。

新機能の追加によるコスト増

背面ボタンやCボタン、3.5mmヘッドホンジャックの新搭載は、単なる付加機能ではなく、プレイ体験を根本から変えるレベルの進化です。これらの新しいハードウェアの組み込みには製造コストの上昇が伴っており、それが価格に反映されています。

デザインと素材の刷新

プロコン2では外装の質感がマット仕様になり、グリップも一体型構造に変更。このような外観や構造のアップデートは、単なる見た目の違いではなく、耐久性や使用感にも大きく影響しており、コストアップの要因のひとつです。

昨今の経済状況を反映した価格設定

昨今の部品調達コストや物流コストの高騰も、価格差に拍車をかけています。プロコン2はこうした背景も加味された価格設定であり、任天堂としても可能な範囲でバランスを取ったと考えられます。

価格差を上回る価値を感じられるかがポイント

重要なのは、この約2,300円の価格差に見合うだけの価値を自分が感じられるかどうかです。プロコン2は、ゲームプレイの快適性を一段階高めるための投資とも言え、長期的に使うことを考えればコストパフォーマンスは高いと見ることもできます。

プロコン2とプロコンの仕様比較

プロコン2と初代プロコンの違いを明確に把握するためには、数値やスペックを比較するのが最も有効です。このセクションでは、サイズ・重さ・バッテリー性能・搭載機能といった観点から、両者の仕様を徹底比較していきます。

サイズ・重量の違い

モデル サイズ(mm) 重量(g)
プロコン 縦106×横152×厚さ60 246
プロコン2 縦105×横148×厚さ60.2 235

小型化で持ちやすく、軽量化で疲れにくい

サイズはわずかに小さく、横幅が4mm狭くなったことで手の小さいユーザーにも扱いやすくなりました。重量も10g以上軽くなっており、長時間プレイによる手首や指の疲労が軽減されます。地味な変更ですが、プレイ体験の快適性に直結する重要なポイントです。

バッテリー性能

モデル 容量(mAh) 連続使用時間 充電時間
プロコン 1300 約40時間 約6時間
プロコン2 1070 約40時間 約3時間

容量ダウンでも持続時間は維持

容量だけを見れば、プロコン2の1070mAhは旧型の1300mAhより劣りますが、エネルギー効率の改善により連続使用時間は変わらず約40時間をキープしています。

充電時間が大幅短縮

旧型の約6時間に対し、プロコン2はわずか約3時間でフル充電が可能。プレイ直前の充電忘れにも対応しやすく、忙しい現代ユーザーにとっては嬉しい改善点です。

その他機能

機能 プロコン プロコン2
背面ボタン ×
Cボタン ×
ヘッドホン端子 ×
HD振動(強化版)
静音スティック ×

ゲーム体験を左右する多彩な追加機能

プロコン2では、新たに5つの機能が追加または強化されており、どれもがプレイフィールに直接影響を与える要素です。単なる「+α」ではなく、ゲームをより深く楽しむための必須機能といっても過言ではありません。

こうした仕様の違いを把握したうえで、自分のプレイスタイルにどちらが合っているかを判断するのが重要です。

機能カテゴリ プロコン プロコン2
背面ボタン対応 ×
Cボタン搭載 ×
ヘッドホン端子 ×
HD振動(強化版) △(標準HD振動) ○(高精度・高出力)
静音スティック ×(クリック音あり) ○(静音設計)

プロコン2の実際の使用感レビュー

握り心地とグリップ性の進化

プロコン2は、手にフィットするマット質感と新しい一体成型グリップにより、旧モデルよりも滑りにくく、快適な持ち心地が実現されています。ここでは、実際に握ったときの感触やプレイ中の安定性についてより深く見ていきます。

マット加工による質感の向上

旧モデルの光沢仕様は見た目はスタイリッシュでしたが、指紋やベタつきが気になることがありました。プロコン2のマット仕上げは、サラサラとした感触で長時間の使用でも快適。視覚的にも高級感があり、手に持ったときの満足度が高まります。

一体成型グリップで違和感のないフィット感

プロコン2では、グリップ部が一体成型となったことで、接合部分の段差や継ぎ目がなくなりました。これにより、どの角度から握っても手のひらに違和感を感じにくく、自然な握り方ができるようになっています。

長時間プレイでも疲れにくい設計

手にフィットする形状と約10gの軽量化により、長時間のプレイでも手首や指の疲労を感じにくくなっています。『ゼルダの伝説』のような長時間プレイ前提のゲームや、操作が忙しいアクション系タイトルとの相性も抜群です。

滑りにくさとホールド感の強化

マットな加工とグリップの形状変更により、手汗をかいても滑りにくく、操作の安定感が増しています。FPSやレースゲームなど、繊細な操作が求められるジャンルで真価を発揮します。

このように、握り心地とグリップ性の改良は、外見の変化以上にゲーム中の快適性を大きく左右する要素であり、プロコン2の大きな魅力のひとつとなっています。

ボタン入力とスティックの精度

入力反応はプロコン同様スムーズで、特にスティックの静音性と操作精度の向上は体感できるほどです。ここでは操作の正確性や押し心地について詳しく見ていきます。

入力遅延の少なさと反応の良さ

プロコン2は、入力遅延の少なさが際立っており、アクションゲームや音ゲーのようなタイミング重視のタイトルでもストレスなく操作できます。ボタンを押した瞬間にキャラクターが反応するため、精密な操作が要求されるシーンでも安心です。

ボタンの押し心地の違い

ボタン類はやや浅めのストロークになっており、軽い力で反応する設計。疲れにくい仕様になっているため、長時間のゲームプレイでも快適に操作できます。

スティックの細やかな調整が可能に

エアリアルスティックの滑らかな動きにより、エイムやカメラ操作の微調整も思いのまま。『スプラトゥーン』のような精密操作が求められるゲームで、従来よりもワンランク上のパフォーマンスが発揮されます。

とくに右スティック押し込み操作(R3)の快適性は背面ボタンとの連携で飛躍的に向上しており、プレイヤーの反応速度と操作性に直結する要素となっています。

音の静かさがもたらす恩恵

プロコン2では、物理的な操作音が大幅に軽減されており、静かな環境でも安心してプレイ可能です。

カチャカチャ音の排除による静音性

旧モデルではスティックの端に当たるたびに「カチカチ」と響いていた音が、プロコン2ではエアリアル構造によりほぼ無音に近いレベルまで改善されています。

通話・配信環境との相性アップ

ゲーム配信中やボイスチャットを併用している場合にも、コントローラーの操作音がマイクに拾われにくくなっているため、聞き手への雑音も最小限に抑えられます。

夜間プレイや共有スペースでも安心

深夜やリビングなどの静かな環境でも、家族や同居人に気を使わずプレイできるため、使用シーンがさらに広がります。

音が静かになるというだけでも、ゲームの没入感や集中力に大きく影響する要素であり、静音設計は隠れた重要進化点と言えるでしょう。

軽さの体感差

プロコン2は、見た目やサイズが大きく変わっていないにもかかわらず、約10gの軽量化に成功しています。

たかが10g、されど10g

たった10gの差と思われがちですが、長時間プレイするうちにその差は顕著に感じられます。実際に何時間も握って操作するゲームでは、手首や指への負担が蓄積されがちですが、軽量化によって疲労を抑える効果が期待できます。

動きの機敏さにも影響

本体が軽くなったことで、素早い手首の動きや細かい入力切り替えがやりやすくなり、結果として操作の正確性も向上します。

子どもや手の小さい人にもやさしい

重量が軽くなったことで、小学生や女性プレイヤーなど、手が小さいユーザーにとっても扱いやすくなりました。家族で使う場面にも適した設計です。

軽さというのは数字以上にプレイフィールに直結する要素であり、プロコン2の見逃せない改善点のひとつです。

プロコン2は買い替える価値がある?

プロコン2がおすすめな人の特徴

まだプロコンを持っていない人

プロコン2は、任天堂公式コントローラーの最新型として、機能性・快適性ともに旧モデルを上回る完成度を誇っています。これからプロコンを初めて購入するユーザーにとっては、最もバランスが取れた選択肢です。

ジョイコンとの操作性の差は歴然

Switch 2本体に付属するジョイコンでもゲームは遊べますが、ボタンサイズの小ささや操作の軽さから、長時間のプレイや繊細な操作には向いていません。プロコン2はしっかりとしたボタンとグリップがあり、正確な入力と安定したホールド感が得られます。

アクション・FPS・RPGとの相性が抜群

『ゼルダの伝説』『スプラトゥーン』『スマブラ』『モンハン』といったジャンルでは、プロコン2の恩恵がはっきりと表れます。背面ボタンやCボタンの追加、HD振動の強化などにより、プレイ中の細かい操作性が格段に向上します。

長期間使うなら最初から最上位モデルを

コントローラーは一度購入すれば数年単位で使い続けるアイテムです。その意味でも、最初から最新・高機能なプロコン2を選んでおけば、将来的な買い替えの必要性も抑えられ、結果的にコストパフォーマンスが高くなります。

初心者にも優しいデザインと操作性

意外に見落とされがちですが、プロコン2の静音性や軽量化、グリップ形状の工夫は、ゲーム初心者や子どもでも扱いやすいポイント。誰にでも馴染みやすく、幅広いユーザー層に適応できる完成度の高さが魅力です。

これからSwitch 2で本格的にゲームを楽しもうと考えている方にとって、プロコン2はまさに最初の一本にふさわしい高性能コントローラーといえるでしょう。

背面ボタンやCボタンを活用したい人

プロコン2の目玉機能である背面ボタンとCボタンは、特定のプレイヤーにとってゲームプレイを大きく変える武器となります。

ボタン割り当てで操作負荷を軽減

背面ボタンに重要な操作(ジャンプ・しゃがみ・リロードなど)を設定すれば、親指を他のボタンから動かす必要がなくなり、操作のタイムロスを大幅に削減できます。FPSや格闘ゲームでの立ち回りがより迅速になります。

Cボタンによる即時チャットアクセス

マルチプレイ中のボイスチャット操作を1ボタンで行える利便性は、連携を重視するプレイヤーにとって極めて重要。特に『スプラトゥーン』など瞬間的な判断と連携が必要な場面で大きな優位性をもたらします。

カスタマイズ性を活かせる中~上級者に最適

ボタン設定のプロファイル保存やゲームごとの最適化機能を活用することで、ゲームごとに完璧な操作環境を構築可能。多くのタイトルをプレイするヘビーユーザーにとっては、使いこなすほど差が出るコントローラーといえます。

静音性や握り心地を重視する人

プロコン2のもうひとつの魅力は、音と触感の両面での快適性に優れていることです。

操作音を抑えた静音設計

スティックやボタンの操作音が旧モデルに比べて格段に静かになっており、深夜のプレイや家族と同居している場合でも気兼ねなくゲームを楽しめます。ボイスチャット中のノイズ軽減にも効果的です。

マット質感と一体型グリップの快適さ

さらっとした手触りのマット仕上げは、長時間の使用でもべたつきにくく、清潔感を保ちやすいのが特徴。一体成型のグリップ構造により、どんな持ち方でもフィットし、長時間でも疲れにくい設計です。

五感で感じる心地よさ

視覚的な高級感・触覚的な快適性・聴覚的な静かさと、五感に訴える設計がなされており、道具としての満足度が非常に高い点も評価ポイントです。快適なゲーム環境を求める全ユーザーに推奨できる仕様といえるでしょう。

プロコン2がおすすめできない人の特徴

旧プロコンに満足している人

Switch 2でも旧プロコンは引き続き使用可能であり、操作性や反応速度にも特に問題はありません。そのため、現状のプロコンに満足しているユーザーは、無理にプロコン2へ買い替える必要はないと言えます。

基本操作は旧モデルでも十分対応

背面ボタンやCボタンなどの新機能を使用しないゲームジャンルであれば、旧プロコンのままでも十分に快適なプレイが可能です。『あつまれ どうぶつの森』『ピクミン』など、反射的な入力や複雑な操作が少ないタイトルでは旧型でも不便を感じにくいでしょう。

長年使い慣れた操作感を重視

プロコンを長年使用して手に馴染んでいる場合、新しい形状や質感に違和感を覚える可能性もあります。あえて慣れた道具を使い続けるというのも、快適なプレイ体験を維持するための有効な選択です。

コストを抑えたい場合にも有効

プロコン2は約1万円とやや高額なため、予算に余裕がない場合は今あるプロコンを活かす選択も合理的です。とくに、壊れていない・使用感に不満がないという状況であれば、無理に買い換えるメリットは少ないといえます。

現在のプレイ環境に満足しており、新機能の必要性を感じないユーザーにとっては、プロコンのままで十分という判断が自然でしょう。 2でも旧プロコンは問題なく使用可能。背面ボタンやCボタンを必要としない人であれば、無理に買い換える必要はありません。

ホームボタンでのスリープ解除が重要な人

Switch 2では、旧プロコンからホームボタンを押して本体のスリープを解除する機能が使えなくなっています。これは意外と見過ごされがちですが、日常的にこの機能を使っていたユーザーにとっては大きな変化です。

起動のひと手間が増える

これまでのSwitchでは、プロコンのホームボタンを押すだけで本体を起動できていたため、ソファに座ったままでも操作を開始できるという利便性がありました。Switch 2では、プロコン2でないとこの機能が使えないため、わざわざ本体側に手を伸ばす必要があります。

据え置きプレイヤーにとっては重要

ドックに接続してテレビでプレイしているユーザーは特にこの変化の影響を受けやすく、起動時の手間がわずかとはいえストレスに感じられる場合があります。毎日使う操作だからこそ、小さな不便さが積み重なって気になるということも。

今後のアップデートで対応の可能性も?

現時点では仕様上の制限とされていますが、将来的なファームウェアアップデートで旧プロコンのホームボタンでもスリープ解除が可能になる可能性はゼロではありません。ただし確証はなく、現状ではプロコン2の利点と割り切る必要があります。

この機能を頻繁に使うユーザーにとっては、プロコン2への買い替えを前向きに検討する動機になりうるポイントです。

まとめ

プロコン2は、価格こそ高くなったものの、その分しっかりとした進化が施された高機能モデルです。背面ボタンやCボタン、ヘッドホン端子の追加は、特定のジャンルのゲームやユーザーにとって非常に大きな利点となります。一方で、既にプロコンを持っていて、上記の新機能を必要としない人には、買い替えは必須とはいえません。購入の判断基準は、「何を求めてゲームをするか」に尽きます。

プロコン2は、ゲーム体験の質を一段階引き上げてくれるアイテムであることは間違いありません。自分のプレイスタイルと照らし合わせて、最適な選択をしてみてください。